こんにちは。みらいです。
遊戯王には、魅力的なカードが多いです。
原作「遊☆戯☆王」から始まり、
- 「青眼の白竜」
- 「ブラック・マジシャン」
- 「E・HERO ネオス」
- 「スターダスト・ドラゴン」
- 「No.39 希望皇ホープ」
- 「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」
- 「ファイアーウォール・ドラゴン」
時代とともにアニメで描かれてきたカードが移り変わり、それに伴ってカードプールが変遷し、ユーザも好きなカードが変わってきました。
もちろんデザイナーズデッキのカードが好きという方も増えています。
そんな中、「自分の好きなカード」というものを大切にしたいということを思っています。
好きなカードって?
ああ、それってハネクリボー?
「なんのカードが好きか」というのは、だれしも一度は、あるいは、何度も経験した質問だと思います。
例えば、イラストが好きだとか、効果が面白いとか、単純に強いとか……、様々な理由で「好き」があると思います。
大切なのは、自分にとって好きであることです。
たとえ、ほかの人からしたら少しも興味のないカードだっていいんです。
とにかく、自分でそのカードを好きだと思えること、それが重要です。
まあ、「好き」にも、“度合い”があると思います。
特に、その度合いによって、重要さが変わってきます。
- 選択的に好き
- 唯一無二に好き
これらの違いは明白ですよね。
「選択的に好き」というのは、別にそのものでなくてもいいんですよね。
例えば、さっき書いた「強いから好き」っていうのは、ほとんどの場合「選択的に好き」に当たると思います。
これって、カードプールがインフレして他に強いカードが出てきたら、揺るいじゃいますよね。
アニメキャラが使ってるカードが好きっていうのは、「唯一無二」なように見えますが、実は簡単に揺らぐんですよね。
例えば、最近の新規カードの風潮で、過去作のリメイクをしたカードが多く見られますよね。テーマ自体がカード全体のインフレに追いつけるようになる利点はあるのですが、これってある意味過去のカードを否定してるんですよね。使い勝手が逆転しちゃって、昔好きだったカードの強化がなされているはずなのに、使う機会減っちゃった、とか。
結局それってカードが好きなんじゃなくてそのキャラクターが好きだったってことだったんですよね。
つまり、自分自身の思い入れが大事なんです。
デュエリストそれぞれにカードに対するデュエルの思い出があるでしょう。その一つ一つが、カードへの思い入れになり、大事な好きになるんですね。
好きなカードを見つけることは
それは“こだわり”になります。
先ほどの言葉で言い換えると、「唯一無二」さって感じです。
“こだわり”を持つということは、何か趣味を続ける上でとても大切で、自分の人生にとって大切な趣味になるかどうかがかかっています。
こだわりを持っている趣味と持っていない趣味では、やっぱりどれだけ続くかが違いますよね。
特に、「唯一無二に好き」のようなこだわりってかなり特別で、ある意味その人のアイデンティティになる部分があると思います。
その人が好きなことを知ることで、その人自身を知ることができるという感じ。
さっきの話に矛盾するようですが、実は、このこだわりは他人に理解されるかどうかでその人にとっての価値が大きく変わるんですね。
ものすごく人間っぽい話ですが、別に誰にも理解されなくても、自分さえ好きだったらそれでいいんですが、それでも理解されるとやっぱりうれしいし、より大事な「好き」になるんです。
「遊戯王GX」に出てくる“リスペクトデュエル”っていうのは、そういうことを他人にできるようになるための教えを説いているのかもしれませんね。
つまり、相手のこだわり(デュエル)をリスペクトし認めあうことでより高みを目指す精神なのかなーとか勝手に思ってます。
僕の場合
私は正直、特別なこだわりがあるほど、「唯一無二」に好きなカードってなかったんですよね。
もちろん、使ってて面白いカードがあれば好きになりましたし、面白そうなカードを見つけて研究して面白い使い方を見つけて好きになることもありました。
前者は昔「神意」とかがない時代から「セフィラ」とか使ったり、後者は「宇迦之御魂稲荷」とか「霊使い」とかですね。
過去形ということで、今は、「唯一無二に好き」なカードがあるんですね。
この転換のきっかけになったのは、やはり動画をアップし始めたことが大きいです。
厳密には私が使っているわけではないですけど、分身みたいな感じのが、デッキを使っているんですから、ある意味自分を表現しているような感覚があるんですよね。
あとは、他の人が思いつかないようなデッキやコンボを使っているという自負(思い上がりかもしれませんが)がその思いを強くしていると思います。
私にとって「サイバー・エンド・ドラゴン」って、別に普通のカードだったんです。
「丸藤亮」というキャラクターはもちろん好きでした。その生き様や精神は当時からずっと心に刻まれていますし、使うカードやセリフとかカッコいいですよね。
ただ、今回、動画を制作するにあたって、もう一度、彼(といかサイバー流)について考え直してみたんですね。
まずはカードの考察から始めて、リスペクトデュエルを自分の考えに照らし合わせて考えていきました。
そして、そのデュエルに対するこだわりを再認識することで、遊戯王続ける上で、大切なことを考える機会になりました。
「勝利の喜びのためでも敗北の恐怖でもなく、ただ今この瞬間を輝かせたい、そんな心境に達することができた……。」
瞬間を輝かせたい、そんな思いで作った動画です。
「サイバー・エンド」が少しでもかっこよく、美しく、鮮烈に輝いているように見えていただけたなら幸いです。
それでは。
その瞬間が永遠となってくれることを祈って。
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