こんにちは。みらいです。
２か月くらいの間、
１日１枚感謝のカード考察をしていきます。
カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。
また、画面右下のボタンで、カードの確認ができます。
CONTENTS:
今回のカード
カード情報
闇属性・ドラゴン族・儀式・レベル８・３０００／２５００
「ヘヴィ・トリガー」により降臨。このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。①：相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。その後、このカードまたは自分フィールドの「ヴァレット」モンスター１体を選んで破壊する。②：このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の、「ヴァレル」モンスターまたは「ヴァレット」モンスター１体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドのカード１枚を選んで破壊し、対象のモンスターを手札に加える。
効果の概要
汎用カードとしてみる。
- 儀式モンスター。「ヘヴィ・トリガー」で降臨。
- ①（場での誘発効果）相手がモンスターを特殊召喚する際、それを無効にし、破壊できる。
- ①：その後、自身か自場の「ヴァレット」を選んで破壊する。
- ②（墓地での起動効果）（対象：墓地の「ヴァレル」か「ヴァレット」モンスター）自分の手札・フィールドのカード１枚を選んで破壊し、対象を手札に加える。
細かく見ていきます。
効果の詳細
レベル８の「ヴァレル」儀式モンスターです。
専用儀式魔法の「ヘヴィ・トリガー」を持っており、「ヴァレット」関係らしく、破壊によって儀式召喚もできます。（通常のリリースでも可能）
ただし、「ヘヴィ・トリガー」でリリースの代わりに破壊できるのは、「ヴァレット」モンスターのみで、それ以外のモンスターを利用して儀式召喚する場合は、リリースすることになります。
「ヘヴィ・トリガー」で、「ヴァレット」を破壊する場合、手札のモンスターも破壊できますが、その場合、「ヴァレット」の共通効果は発動しません。
「ヴァレルロード・R・ドラゴン」の①は、相手の特殊召喚無効で、その後、自分のフィールドの自身か「ヴァレット」を破壊します。
自身を破壊できるため、１枚で完結する効果になっています。「ヴァレット」であれば、「ヴァレット・リチャージャー」で毎ターン何度も蘇生させることができるでしょう。
自身以外にも、「ヴァレット」を破壊できるため、一応、自身をフィールドにとどめておくこともできます。ただ、フィールドのモンスターを破壊しなければならないため、フィールドに「ヴァレット」が出ている必要があります。「ヴァレット」だとそこまで難しくもないですが。
特に、「ヘヴィ・トリガー」で破壊した「ヴァレット」がエンドフェイズにフィールドにいるはずなので、それを破壊するのがよいでしょう。ただ、フィールドにレベル８以上になるように「ヴァレット」をそろえるのは、難しい。
「ヴァレルロード・R・ドラゴン」の②は、墓地から「ヴァレル」か「ヴァレット」モンスターを回収する効果で、効果解決時に、手札・フィールドのカードを破壊して、手札に加えます。
単純に、「ヴァレル」や「ヴァレット」を再利用できるほか、EXデッキから特殊召喚した闇属性モンスターを破壊して「ヴァレット・リチャージャー」を回収すれば、自身を蘇生できます。
毎ターン、墓地で使える効果のため、儀式召喚せずとも、墓地においておき、「ヴァレル」「ヴァレット」を回収しつつ、破壊する機構として使うことも考えられます。
自身も回収できるので、「ヴァレット」以外で利用することも考えられます。その場合、自分の手札・フィールドのカードを好きに破壊できるカードと思えます。
「ヴァレット」で使う場合は、儀式を集めるのが、それなりに大変です。「ヴァレルロード・R・ドラゴン」自身の効果や「デュアルウィール・ドラゴン」がいるので、墓地だけでそろえることはできます。ドラゴン族のため、比較的墓地に送りやすいですが、「ヴァレット」から墓地肥やしにはつながりにくい気もします。「竜の霊廟」「竜の渓谷」などがありますが、「アブソルーター・ドラゴン」と競合します。さらに、「デュアルウィール・ドラゴン」は、「ラピッド・トリガー」もサーチできるので、融合モンスターとも競合します。
ただ、「ヘヴィ・トリガー」で特殊召喚した「ヴァレルロード・R・ドラゴン」は、EXデッキのモンスターに対して強固な耐性を獲得し、EXデッキのモンスターとの戦闘で破壊されずその発動したモンスター効果も受けません。よって、これらを揃える価値は十分にあると言えるでしょう。
他にも、「儀式の下準備」を利用できます。
気にするべきは、手札事故の問題で、儀式モンスターと儀式魔法の両方が必要です。上記のように、それらを集めるカードはありますが、基本的には単体で機能するものではないことに注意しましょう。
一方で、「ヴァレット」以外で使うことを考えられます。
「ヴァレルロード・R・ドラゴン」は、墓地に置いておくだけで、自分のカードを破壊し、自身を手札に戻すカードとして、扱えます。
今回は、それに注目して考察していきます。
考察
考察１（「ヴァレルロード・R・ドラゴン」を墓地に送る）
まず、「ヴァレルロード・R・ドラゴン」は儀式モンスターなので、手札に加えるのが容易です。それを墓地に送って効果を利用できるでしょう。
- 「虹光の宣告者」（レベル４のS召喚をするか、直接EXデッキから墓地に送るか）
- 「儀式の下準備」（＋α：「天獄の王」でサーチするなど）
- 「高尚儀式術」（レベル８になるように手札に通常モンスターを用意する。儀式魔法サーチからでもよくなり、相手の妨害効果を利用できる。）
- 「マンジュ・ゴッド」「センジュ・ゴッド」（召喚権を使う。レベル４）
- 「音速を追う者」（直接デッキから墓地に送る。「トランソニックバード」を出す必要がある。回収効果を利用すれば、儀式召喚もできる）
- 「リターン・オブ・ザ・ワールド」（永続罠。ターンを往復する必要はあるが、儀式召喚か、サーチを選べる）
こんな感じでしょうか。手札から墓地へ送らなければならない手間はありますが、結局、「ヴァレルロード・R・ドラゴン」を墓地から回収した際に、再び墓地に送れないと困るので、その機構は必要になると思います。
次に、「ヴァレルロード・R・ドラゴン」が闇属性・ドラゴン族であることを利用して、サーチしたり、直接デッキから墓地に送りましょう。
- 「竜の霊廟」「竜の渓谷」（先述の通り。後者は「ドラグニティナイト－ロムルス」でサーチできるし、手札も捨てれる）
- 「クリスタル・ドラゴン」
- 「創世の竜騎士」「巨竜の聖騎士」
- 「ドラゴン・目覚めの旋律」（他に特定ステータスのドラゴンが必要。事故回避が難しい。）
- 「妖醒龍ラルバウール」
- 「ユニオン・キャリアー」
こんな感じ。
「ヴァレルロード・R・ドラゴン」を繰り返し利用するには、手札から墓地へ送る手段が必要になりますが、
などが良いでしょう。他にも、手札から墓地に送るだけなら色々あると思いますが、各ターンでいいので繰り返し利用できるものが望ましいと思います。
考察２（「ヴァレルロード・R・ドラゴン」で破壊する）
「ヴァレルロード・R・ドラゴン」で破壊されたがっているカードを見てみましょう。タイミングを逃さない、魔法・罠も破壊できる、手札のカードも破壊できるとあって、かなり幅の広い活用ができます。
とりあえずピックアップしました。いちいち解説するのも面倒なくらい色々使えるんですが、とりあえずリストを確認すれば大体わかると思います。
一応、メモ：
- 「ヴァレット」「竜星」などはフィールドで破壊のみ。
- 「黒牙の魔術師」は手札で破壊できるため、自身を蘇生できる。
- セットされたカードも破壊できるため、「Z－ONE」なども使える。
- 「見習い魔嬢」は特に、墓地の闇回収もできる。
- 基本的にモンスターなら「ユニオン・キャリアー」で装備して破壊してよい。
- 魔法・罠なら、「天獄の王」を使いましょう。
効果で墓地に送られた、や、フィールドから離れたなどの、破壊を含むような効果は、おそらくもっといい使い方があるため、今回は考えません。
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