こんにちは。みらいです。
久々の記事です。
2023年,
色々なところで,色々な人との出会いがあり,たくさんデュエルしました。
その中で得たインスピレーション(やパクったギミック)をもとにデッキを作る。
そんなサイクルを繰り返し,過ごしてきた1年でした。
そんなこんなで作ったデッキを紹介します。
はじめに
この記事では,デッキの解説をします。
ついでに自己評価も付けます。
基準は以下の点を10点満点で評価します。
- 技の仕込み具合
- プレイングの自由度
- 映え度
評価基準についてですが,デッキの中心となるメインギミックは評価しません。メインギミックは思いつきがすべてなので,評価を付けづらいためです。むしろデッキの完成度の方に目を向けて考えます。自分の好みに合うデッキを作れるよう評価し改善点を洗い出していきます。
技の仕込み具合とは,メインギミック以外のサブのギミックのことです。小技の効いたデッキが好きです。
プレイングの自由度とは,選択肢の多さです。打てる選択肢が多いほど,いろんなデッキと渡りあえる可能性を持ち,デッキを回していても楽しいです。
映え度とは,どれだけ映えた盤面を作れるかです。やっぱりかっこい盤面を作りたいんです。あとはデッキレシピを見たときにも映えるようにデッキを作りたい。
複雑めなデッキ
「キラー・クイーン バイツァ・ダスト」
「悪シノビ」のデッキです。
攻撃対象になると1ドローするので,そのバトルステップで,自分モンスター数を変更して,攻撃対象の再選択を行わせ,繰り返しドローを狙います。「サベージ・コロシアム」で攻撃を強制し「仁王立ち」で攻撃対象を絞ります。バイツァ・ダストによって何度も同じ場面を繰り返し,運命によってドローをし続けます。
次に「悪シノビ」を「分かつ烙印」などで相手フィールドに出し,「No.107 銀河眼の時空竜」の効果で効果を無効にした上で,「悪シノビ」を強制発動させ,「No.107 銀河眼の時空竜」の条件を満たしつつ,自分で「悪シノビ」を使った際と同じことを相手にしかけ,攻撃力を上げます。エコーズ+スタープラチナでバイツァ・ダストを封じて,オラオラします。
はい,ジョジョ4部ネタです。なんかキラー・クイーンっぽいでしょ「悪シノビ」。猫草もいるしね。
デッキの動き
第一コンボ始動に必要なカードは「悪シノビ」「サベージ・コロシアム」「仁王立ち」ですが,集めるのは結構シビアだったりします。少なくともフィールドに「悪シノビ」「サベージ・コロシアム」が必要で,除去を受けずにバトルフェイズに入ってもらう必要があるので,工夫が必要です。例えば,「精霊冥騎-急還馬」でバトルフェイズだけ「悪シノビ」を出したり,「メタバース」でバトルフェイズに入ってから「サベージ・コロシアム」を打ったりしたいです。ドローすることで,「タキオン・トランスミグレイション」を引き込みにいきます。(なくても大量ドローできればプレッシャーになりますね)
これらの準備のための決まったルートがあるわけではなく,複数のラインで動き,必要なものを集めます。
「悪シノビ」は,レベル2なので「スプライト・スプリンド」や「ギガンティック・スプライト」,もしくは「永遠の淑女 ベアトリーチェ」から触ります。
「サベージ・コロシアム」は,「メタバース」から持ってきます。通常罠なので,「ラビュリンス」から触れます。
「仁王立ち」は,通常罠として「ラビュリンス」から持ってくるか,「永遠の淑女 ベアトリーチェ」で墓地へ送ります。
他にバトルフェイズ中にフィールドのモンスター数を変更するカードが必要ですが,「強制脱出装置」などの汎用的なカードや準備パーツであってもコンボパーツになります。
デッキの動きの軸は「ラビュリンス」「蟲惑魔」「破械」「シャドール」「精霊冥騎-急還馬」を中心にします。
「ラビュリンス」は,第一コンボであれば「ビッグウェルカム・ラビュリンス」を使って,自分のモンスターを戻し1回,「白銀の城の火吹炉」を絡めれば,「白銀の城の火吹炉」は誘発即時なので さらに1回,「迷宮城の白銀姫」を絡めれば1回,と枚数を稼げます。「ビッグウェルカム・ラビュリンス」は相手フィールドに干渉できるため,第二コンボにも利用できます。
「蟲惑魔」は,「ホールティアの蟲惑魔」で自分モンスターを増やせるので,第一コンボに使えます。
「破械」も同様に,「破械雙極」で自分モンスターを増やせます。「雙極の破械神」で相手フィールドに触ることもできます。
「シャドール」も同様に「影光の聖選士」で自分モンスターを増やせます。「スプリガンズ」では,一応,残っていれば「スプリガンズ・メリーメイカー」が自分モンスター数を減らせます。
「精霊冥騎-急還馬」は,バトルフェイズ開始時に蘇生するので,その時点で単体ではコンボ機能しませんが,「悪魔嬢マリス」を絡めると,自分モンスターを減らすことができます。
「ラビュリンス」は,通常罠全般に触ることができる便利枠であり,一応ランク4から「スプリガンズ・メリーメイカー」につながります。そのとき足りていない動きの部分にアクセスし,パーツを集めます。「迷宮城の白銀姫」は序盤の攻め手でもあります。
このデッキでは,「蟲惑魔」で「精霊冥騎-急還馬」のコストを用意します。「クラリアの蟲惑魔」をおけば,毎ターン自分エンドフェイズに植物が増え,「ティオの蟲惑魔」を出せば,「ホールティアの蟲惑魔」をセットできて,往復の「精霊冥騎-急還馬」のコストを用意できます。「仁王立ち」を使えば「クラリアの蟲惑魔」を守れます。
- 「ホールティアの蟲惑魔」から動く場合,「セラの蟲惑魔」になり,②で「ティオの蟲惑魔」を呼び出して,効果を使って「ホールティアの蟲惑魔」を墓地から再セットしつつ,「セラの蟲惑魔」の①でデッキから「ホールティアの蟲惑魔」をセット。「セラの蟲惑魔」「ティオの蟲惑魔」で「クラリアの蟲惑魔」を作れて,「ホールティアの蟲惑魔」2枚セット状態となる。
- 「トリオンの蟲惑魔」から動く場合,「ホールティアの蟲惑魔」を持ってきて,「トリオンの蟲惑魔」を「セラの蟲惑魔」にして,「ホールティアの蟲惑魔」セット後すぐ発動,「セラの蟲惑魔」で「トリオンの蟲惑魔」を出して,効果使用して,それをトリガーとして「セラの蟲惑魔」を誘発し,「ホールティアの蟲惑魔」をセット。「トリオンの蟲惑魔」「ホールティアの蟲惑魔」で,「シトリスの蟲惑魔」を作って,「ティオの蟲惑魔」をサーチ。「セラの蟲惑魔」「シトリスの蟲惑魔」で「クラリアの蟲惑魔」を作れば,「ホールティアの蟲惑魔」1枚セット状態で,手札に「ティオの蟲惑魔」がいるので,次ランク4の布石を打てます。
また,上記のように「蟲惑魔」からランク4になれるため,「スプリガンズ・メリーメイカー」となり,「スプリガンズ・キット」を墓地へ送り,次のターンで「深淵竜アルバ・レナトゥス」を墓地へ送り,「影依融合」で「シャドール」の準備をします。「スプリガンズ・キット」が墓地へ送られるので,「精霊冥騎-急還馬」で蘇生できれば,「分かつ烙印」を持ってきて第二コンボ始動の準備ができます。
「破械」は「魔界発現世行きデスガイド」から「永遠の淑女 ベアトリーチェ」への動きをベースにします。
- 「魔界発現世行きデスガイド」を召喚,「魔サイの戦士」を出し,2体「破械神王ヤマ」を作る。それぞれの効果で,墓地に「破械神シュヤーマ」手札に「破械神シャバラ」を持ち,まず「破械神シャバラ」で「破械神王ヤマ」を破壊して手札から出し,その「破械神シャバラ」を「破械神シュヤーマ」で破壊する。「破械神シャバラ」で「破械雙極」をセットできる+「破械神王ヤマ」を使って「破械神シャバラ」を蘇生すれば,レベル6×2がそろうため,「永遠の淑女 ベアトリーチェ」を作る。
この動きは,墓地に「破械神シュヤーマ」がいて,「破械雙極」をセットできれば同様にできるため,「ラビュリンス」からつながり,「永遠の淑女 ベアトリーチェ」を作れます。「永遠の淑女 ベアトリーチェ」で墓地へ送るのは,まず「生きる偲びのシルキィ」,次に「ラビュリンス」に触れていなければ「白銀の城の火吹炉」を,次に「仁王立ち」や「精霊冥騎-急還馬」を墓地へ送ります。「破械神シュヤーマ」や「破械神シャバラ」はレベル6のため,レベル2のチューナー「生きる偲びのシルキィ」で,「PSYフレームロード・Ω」を作れます。リカバリーに使えるほか,「仁王立ち」と相性がよいですね。
「シャドール」は,「スプリガンズ・メリーメイカー」から,つまりレベル4×2からつながります。「深淵竜アルバ・レナトゥス」を墓地へ送って次のターンから,「影依融合」を持てます。融合先は「エルシャドール・ネフィリム」のみで,デッキ融合できる前提で,「星杯の妖精リース」と「シャドール」で作ります。「星杯の妖精リース」は「スプリガンズ」につながりやすく,盤面の整理に便利です。「エルシャドール・ネフィリム」の特殊召喚時には「影光の聖選士」をまず墓地へ送り,無限にフィールドに出せるようにします。最終的には「分かつ烙印」のコストにでき,第二コンボに必要になります。
「精霊冥騎-急還馬」は,「蟲惑魔」をコストにしてループします。一番使いやすいのは「悪魔嬢マリス」で,墓地の通常罠を再利用できます。「精霊冥騎-急還馬」を墓地へ送るためには,「永遠の淑女 ベアトリーチェ」か「森の聖獣 キティテール」を使います。「破械」によって「永遠の淑女 ベアトリーチェ」は作れますが,「森の聖獣 キティテール」は「ギガンティック・スプライト」から特殊召喚できます。ただし,後者の場合はすぐに「精霊冥騎-急還馬」が使うことができなかったり,不便なことも多いです。「悪魔嬢マリス」を墓地へ送るのは「悪魔の嘆き」や,すでに「魔サイの戦士」が墓地にいれば「精霊冥騎-急還馬」で蘇生してから再び墓地へ送り,「悪魔嬢マリス」を墓地へ送ることができます。
第二コンボの補足として,「No.107 銀河眼の時空竜」を出すのに「アストラル・クリボー」を混ぜたいです。「アストラル・クリボー」は「クリッター」から手札に加えることができます。タイミングが遅れますが,罠で調整します。また,「魔竜将ディアボリカ」で回収できるため,うまく組み合わせれば「No.107 銀河眼の時空竜」の素材を一気に集めることができます。「PSYフレームロード・Ω」は自分のカードが除外された際のリカバリーでもありますが,「No.107 銀河眼の時空竜」の素材として使うことで,繰り返し「No.107 銀河眼の時空竜」を出すことができます。
第三のコンボとしてシルバー・チャリオッツ・レクイエム「スウィッチヒーロー」で,全部入れ替える手があります。モンスター数を増減させやすいため,発動しやすいカードで,「精霊冥騎-急還馬」を攻撃表示で送りつけたりできます。
自己評価
- 技の仕込み具合:10 / 10
- プレイングの自由度:7 / 10
- 映え度:5 / 10
デッキ全部がコンボパーツみたいなもので,デッキもコントロールっぽいので,かなり難しい&厳しいデッキです。正直 僕もぶっつけで正確に回せる自信がないです。
それも作りこみをしすぎたせいで,仕込み具合としては最高レベルでした。
自由に発動できるカードのタイミングやそのときどきの手札や相手の展開に合わせた最適なルートを選択する必要があり,幅の広い選択肢が常にあります。とはいえ,コンボ成立を目指すプレイングが求められるため,ある意味好きにプレイできないです。
コンボが成立すれば,派手な動きができますが,そこまではかなり地味です。
デッキ遍歴
ジョジョシリーズ。
「メイド・イン・ヘブン」
『時の加速』により
『加速』の行きつく 究極の所!
『宇宙』は一巡したッ!
次のターン「死ぬ」とわかっていても
「覚悟」があるから幸福なんだ!
「覚悟」は「絶望」を吹き飛ばすからだッ!
これが わたしの求めたものッ!
『メイド・イン・ヘブン』だッ!
覚悟を決めろッ!
覚悟は『幸福』だぞッ!
これが人類のためなのだぁーーーーーーーッ‼
デッキの動き
一言でいえば「天獄の王」と「クリアー・ワールド」,「輪廻独断」を使ったコンボデッキです。
「アラヒメの御巫」などを使って天国への道「天獄の王」を繰り返し使いコンボの準備をします。「クリアー・ワールド」を使い光属性を立てると時が加速し「アラヒメの御巫」で自分エンドフェイズに戻した「天獄の王」を次のターンには使うことができます。
「輪廻独断」によって,墓地のモンスターの種族をドラゴン族に変更し,「復烙印」によって「深淵の獣マグナムート」をループして蘇生させることで,墓地の好きなモンスターを回収し続けます。また,「超魔導剣士-ブラック・パラディン」の攻撃力を大きく上げることができます。「ティマイオスの眼」は「天獄の王」でセットできるため,「深淵の獣マグナムート」「輪廻独断」で「マジシャンズ・ソウルズ」を繰り返し回収して「ティマイオスの眼」の発動を狙います。「輪廻独断」は「天獄の王」でセットできますが,エンドフェイズに除外されてしまうため,セルフバウンスで回収する必要があります。「Vivid Tail」や「御巫舞踊-迷わし鳥」や「獣神ヴァルカン」は魔法・罠のバウンスにも使えます。
最終的には,「創星神 sophia」によって,宇宙を一巡します。
という目指すコンボがあり,それに向かってパーツを集めながら闘います。
すべてのコンボベースになる「天獄の王」はいくつかの方法によって手札に加えます。
- 「三眼の死霊」,「悪王アフリマ」は単純に「天獄の王」を手札に加える手段として機能します。「三眼の死霊」は「魔界発現世行きデスガイド」から特殊召喚し,「魔界特派員デスキャスター」につなげ,蘇生する事で,スムーズに手札に加えられます。同様に,「悪王アフリマ」を墓地へ送れれば,「魔界発現世行きデスガイド」で蘇生し効果を使えます。また,通常罠は必要ですが「白銀の城の召使い アリアーヌ」を使えば,1体から「天獄の王」までつながります。「彼岸の悪鬼 スカラマリオン」を墓地へ送りさえすれば「魔界発現世行きデスガイド」を手札に加えられます。
- もう一つは「天獄の王」を一度墓地へ送ってから,手札に回収する方法です。「赫焉竜グランギニョル」や「永遠の淑女 ベアトリーチェ」は「天獄の王」を墓地へ送ることができ,墓地へ送った「天獄の王」は「セイクリッド・トレミスM7」や「カオス・ビースト-混沌の魔獣-」で回収できます。
上記のようにデッキから特定のカードを墓地へ送ることで,キーパーツを集めるようになっているので,「永遠の淑女 ベアトリーチェ」を立てることが重要で,また,それ以外にも「エターナル・カオス」,それを持ってくる「トラップトリック」によって,カードを墓地へ送り,キーパーツを集めます。
「永遠の淑女 ベアトリーチェ」は,レベル6を2体そろえます。ランク6の作り方は後述します。
「エターナル・カオス」に対応する攻撃力の低い光・闇モンスターは
「アラヒメの御巫」はコンボパーツであり,墓地に「御巫」さえあれば除去に使えます。「赫の聖女カルテシア」は「赫焉竜グランギニョル」につながるモンスターです。「悲劇のデスピアン」は墓地へ送りやすいですが,「エターナル・カオス」で送るよりいい方法があり,後述します。「白銀の城の火吹炉」は「ラビュリンス」につながります。「彼岸の悪鬼 スカラマリオン」は「魔界発現世行きデスガイド」につながります。「妖醒龍ラルバウール」は「深淵の獣マグナムート」を加えるのに使えます。このうち,他に準備があってこそ動くカードもあるので,手札に合わせて動けるカードを墓地へ送ります。
また,「リトル・オポジション」もキーパーツを集めるのに重要な役割を持ちます。「白銀の城の火吹炉」によって「ラビュリンス」へ,「妖醒龍ラルバウール」で「深淵の獣マグナムート」へ,「宣告者の神巫」からさらなる動きにつながります。
特に,「宣告者の神巫」は,「虹光の宣告者」を墓地へ送ることで,レベル6になりつつ,儀式の動きにつなげます。例えば,「オオヒメの御巫」を加えて「御巫」の動きにつながります。時間をかければ「御巫舞踊-迷わし鳥」を墓地に,「御巫神楽」で儀式召喚でき,相手に干渉しつつ,サイクルの効くランク6の素材になります。また上記のように「御巫舞踊-迷わし鳥」のセルフバウンスでコンボパーツの準備ができます。展開のはやさを求めるのであれば,「イリュージョン・オブ・カオス」を加え,「マジシャンズ・ソウルズ」をサーチして,その効果で「ブラック・マジシャン・ガール」を特殊召喚して,ランク6の準備ができます。「イリュージョン・オブ・カオス」には他の使い方もあるので後述します。
「リトル・オポジション」から「宣告者の神巫」を特殊召喚するのであれば,「悲劇のデスピアン」を墓地へ送り,「デスピアの導化アルベル」を加え,コンボパーツ「復烙印」を持ってきたり,「烙印劇城デスピア」によって,融合の準備ができます。特に,自分ターンに「リトル・オポジション」を発動し,「宣告者の神巫」「デスピアの導化アルベル」を揃えると,合計レベル7であるため,「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」を出し,手札に加えた「烙印劇城デスピア」を破壊し,コンボパーツ「クリアー・ワールド」をサーチできます。また,「悲劇のデスピアン」が墓地にいるので,「烙印劇城デスピア」を再セットでき,「クリアー・ワールド」の自力解除できます。相手ターンに「リトル・オポジション」を発動すれば,「宣告者の神巫」「デスピアの導化アルベル」の合計レベルが6になるので,「カオス・ビースト-混沌の魔獣-」を作ることができ,他コンボパーツにつながります。
ここで出た「烙印劇城デスピア」は,「超魔導戦士-マスター・オブ・カオス」の融合召喚に使うことができ,「イリュージョン・オブ・カオス」で「ブラック・マジシャン」を加えることで融合素材もそろいます。
最後にランク6の作り方ですが,「オオヒメの御巫」「宣告者の神巫」「ブラック・マジシャン・ガール」「幻想の見習い魔導師」「破械神シュヤーマ」「深淵の獣マグナムート」「カオス・ビースト-混沌の魔獣-」で作ります。上述の儀式カードに関連した部分と,悪魔族に関わる部分があります。
悪魔族主体の部分としては「魔界発現世行きデスガイド」を含めた2体の悪魔で
- 「破械神シュヤーマ」は「破械神王ヤマ」から手札に加えることができます。「クリッター」を絡めれば「白銀の城の火吹炉」を手札に加えつつ,相手ターンに「ビッグウェルカム・ラビュリンス」をセットしキーパーツを集め,墓地に「破械神シュヤーマ」を置けます。
- 他ルートとして「魔界特派員デスキャスター」を
L 召喚し「クリッター」で「妖醒龍ラルバウール」を手札に加えつつ,「クリッター」の再蘇生に「妖醒龍ラルバウール」を墓地へ送り,「深淵の獣マグナムート」につなげるルートにも派生します。こちらのルートでは「クリッター」を再利用できるため,次のターンの準備を担保できます。
整理すると「宣告者の神巫」「魔界発現世行きデスガイド」を利用した初動から,使えるカードを増やしつつ,「天獄の王」にアクセスし,キーパーツを揃えます。最後には「クリアー・ワールド」「輪廻独断」「創星神 sophia」などの大技で決めます。
自己評価
- 技の仕込み具合:10 / 10
- プレイングの自由度:10 / 10
- 映え度:7 / 10
初動カードはシンプルながら複数の分岐があり,複雑に交差した展開ルートののち,最終的に大技につなげる構成は,個人的には好きなものの,全体の見通しが悪いので,プレイングが難しく,また,逆に映えないという特徴があります。
技の仕込みは詰め込めるだけ詰め込みました。動きの説明も分かりにくいものになってしまっていると思います。それでもまだ説明していない動きもあるので,上述していない仕込みを拾っていきます。
- 「俱利伽羅天童」は「クリッター」でサーチでき,発動する効果でなく,召喚条件として相手の盤面への干渉ができます。セルフバウンスと相性がよく,また「深淵の獣マグナムート」と「輪廻独断」コンボで回収したいカードになります。
- 「深淵の獣アルベル」は,墓地で「アルバスの落胤」のため,「赫の聖女カルテシア」の特殊召喚条件を満たすのに重要です。特に,このデッキでは通常召喚を活用したいカードが多いため,特殊召喚は狙いたいです。「深淵の獣アルベル」は「ビーステッド」なので,「深淵の獣サロニール」を墓地へ送れば,墓地に「アルバスの落胤」を用意できます。
- 「クリアー・バイス・ドラゴン」は「クリアー・ワールド」のサポートができます。もちろんドラゴン族なので,「深淵の獣マグナムート」で手札に加えられます。
- 「ティマイオスの眼」は,実はサーチしづらいカードです。「ブラック・マジシャン」とテキストに記されたカードではない(「ブラック・マジシャン」モンスターと記されている)ため,「天獄の王」で持ってきたいカードになります。
- 「復烙印」と「深淵の獣マグナムート」がループすると,毎ターン「深淵の獣サロニール」を手札に加えられ,墓地の光・闇を除外することができます。これにより「復烙印」でデッキに戻すことができるため,初動以外のデッキのモンスターの枚数を極限まで減らすことができます。
- 「儀式の準備」は,儀式に関する効果を持っています。このデッキにあるキーとなる2種類の儀式モンスターを両方とも手札に持ってくるためには「虹光の宣告者」では上記のループをさせない限り,回数が足りません。そのため,「天獄の王」から持ってこれる儀式へのルートとして入っており,また,一度「御巫神楽」を使った中盤以降で,「儀式の準備」では「御巫神楽」を回収できます。また,上述のように通常召喚が貴重なデッキなので,魔法として展開補助できるこのカードは貴重です。
- ホワイトスネイク「聖蛇の息吹」は,状況が整った後に「天獄の王」で持ってきたいカードになります。難度は高いですが,何気に「クリアー・ワールド」や「輪廻独断」を回収できる貴重なカードです。
- 「ビッグウェルカム・ラビュリンス」は,もちろんセルフバウンスできるカードです(モンスター限定)。
- 「巨神封じの矢」は繰り返し使える罠です。序盤のコストに使いやすく特に,「白銀の城の召使い アリアーヌ」のコストとして便利です。自分のターンに使い,相手ターンに再セットするのが効率的ですが,「天獄の王」では自然に使うことができるでしょう。
- 「星宵竜転」は汎用的な罠ですが,
L モンスターを対象にした場合,「輪廻独断」によって種族を合わせることで,任意のモンスターを蘇生できるようになります。 - 「ゼラの天使」は,除外することで繰り返しフィールドにでます。「ビーステッド」で繰り返し使えます。ただ,こいつ出すと「創星神 sophia」ってほぼバレるのが気になりますね。
- 「魔界特派員デスキャスター」は中盤以降,相手の妨害などで途切れてしまった「ラビュリンス」のループを「白銀の城の召使い アリアンナ」を蘇生することで,再ループできます。また,「輪廻独断」によって墓地のモンスターを全て悪魔にして,好きなモンスターを蘇生できます。その後の条件で,そのターン中は他に出せなくなりますが……
- 「No.24 竜血鬼ドラギュラス」は便利なランク6として使います。無効破壊に強く堅く攻めることができます。また,墓地から蘇生しやすいモンスターが多い中「超魔導戦士-マスター・オブ・カオス」で蘇生したいモンスターとなります。
プレイングに関しても,モンスターの種類が多く,「天獄の王」の関係で罠の枚数も多いので,起こせるアクションが多く自由にプレイできます。自由すぎて正しいプレイングが良く分からなくなります。特に「天獄の王」のラグなど,次の動きで必要なカードを先読みして集めないといけないです。
逆に,冗長に作り過ぎている感も否めないです。基本的に「超魔導戦士-マスター・オブ・カオス」の②の効果が通れば勝ちなので,考えなしにそのルートに行きがちです。
デッキ遍歴
ジョジョシリーズ。最初に作ったやつです。
「D4C」
Dirty deeds done dirt cheap
デッキの動き
基本は「覇王門零」で出した
- 「魔王超龍 ベエルゼウス」:耐性・ステータスが高い
- 「深淵の神獣ディス・パテル」:モンスター効果に強く,自分のカードをループさせやすい
- 「クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン」:魔法・罠に強い
「覇王門零」へのアクセスは,「幻獣魔王バフォメット」で墓地へ送ってから「七精の解門」で墓地から出します。「覇王門零」から出すモンスターをレベル10にすることで,「七精の解門」の回収も活かします。
初動は基本2通り。「暗黒の招来神」「七精の解門」のルートと,「鉄獣戦線 フラクトール」などの「鉄獣戦線」ルートです。
「暗黒の招来神」「七精の解門」からの場合,「暗黒の招来神」「混沌の召喚神」を並べて「スプライト・スプリンド」を出し,「ヴィジョン・リゾネーター」を墓地へ送って「クリムゾン・ヘルガイア」をサーチします。「クリムゾン・ヘルガイア」で,「ヴィジョン・リゾネーター」を再び手に入れ,「七精の解門」のコストにすれば,「暗黒の招来神」を蘇生できます。「ギガンティック・スプライト」の
「鉄獣戦線」からの場合,「鉄獣戦線 フラクトール」「鉄獣戦線 キット」「鉄獣戦線 ナーベル」から,「鉄獣戦線 ケラス」につなげ「鉄獣戦線 塊撃のベアブルム」と並べることで,「ギガンティック・スプライト」につながります。「鉄獣戦線 塊撃のベアブルム」を取り除き,「メルフィー・パピィ」を出して,「鉄獣戦線 塊撃のベアブルム」で「鉄獣の死線」にアクセスします。次のターン,同様に「メルフィー・パピィ」「メルフィー・キャシィ」「幻爪の王ガゼル」とアクセスしつつ,「鉄獣の死線」から「鉄獣戦線 ナーベル」を回収します。すると,その次のターン,「鉄獣戦線 ナーベル」「鉄獣戦線 徒花のフェリジット」が並び,「幻爪の王ガゼル」を手札から特殊召喚できます。「鉄獣戦線 ナーベル」と「鉄獣戦線 徒花のフェリジット」で「スプライト・スプリンド」を
「覇王門零」を使った上記のコンボは,一度行うと「覇王門零」が
上記の次元ギミックは,スタンド「ウサミミ導師」を始め,「ミス・ケープ・バーバ」「S:Pリトルナイト」によってできます。「ウサミミ導師」は獣戦士族なので,「鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ」「炎舞-「天璣」」から手札に加えることができます。特に「炎舞-「天璣」」は初動に必要なカードでもあり,一度発動しておけば,「覇王門零」でモンスターを出し,「七精の解門」で「炎舞-「天璣」」を回収しつつ再発動できます。この「ウサミミ導師」の効果を利用して次元ギミックをできるように,「魔王超龍 ベエルゼウス」「深淵の神獣ディス・パテル」「クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン」は,起動効果,もしくは発動しやすい誘発効果を持っており,「ウサミミ導師」がチェーンしやすいようになっています。
さらに,次元ギミックは「ゼロ・フォース」の発動条件になります(「S:Pリトルナイト」を除く)。他にも「デモンズ・ゴーレム」「PSYフレームロード・Ω」で条件を満たせます。
自己評価
- 技の仕込み具合:9 / 10
- プレイングの自由度:8 / 10
- 映え度:9 / 10
メインギミックの複雑さのわりに,デッキ枚数のおさまりが良かったのと,しっかりと罠の枠をとれたのが大きな成功でした。特に,枚数の絞り方はかなり重視しました。「クリムゾン・ヘルガイア」回りのギミックが複数の役割を持っていたり,「七精の解門」と「鉄獣戦線」が相互にパターンの違う動きで補完していて,枚数を絞れているのだと思います。そのおかげもあって,小技や自由度が高くなっています。
メインギミック「覇王門零」に,サブギミック「凶導の白き天底」ループと「ゼロ・フォース」ですが,他の小技として
- 「魔王超龍 ベエルゼウス」は自身以外の攻撃を封じる永続効果を持つが,「ウサミミ導師」でバトルステップに除外することで他のモンスターを攻撃できるようにする
- メインデッキの「月の書」は,相手の動きを封じて自分のテンポを保つ役割もあるが,自分の次元ギミックが失敗した場合や,すぐに効果を使いたい場合に,裏側にして,即「覇王門零」で出したモンスターの効果やステータスを有効にする
- 「幽世離レ」は「月の書」との交換枠で,自分の次元ギミックに合わせて「S:Pリトルナイト」など,一時的に除外した相手モンスターを除外から墓地へ戻して,その帰還を防ぐ。元々「深淵の神獣ディス・パテル」で狙っていたコンボだったが,デッキ作成後「幽世離レ」が出て,入れ替え枠で採用。
プレイングは結構自由にできるように作ったつもりです。「メルフィー・キャシィ」からの展開の自由さや「鉄獣戦線」の使うタイミングとかで,アクションを起こせます。ただ,デッキの生命線が細いので,ピンポイントで狙われると辛かったりします。例えば,「七精の解門」スタートした場合に,フィールドに残った「七精の解門」を除去されると再度「七精の解門」を引きにいかなければならないので,結構めんどくさかったり,最初の「メルフィー・パピィ」を狙って効果を発動させないようにされると,初動で触った「七精の解門」や「鉄獣戦線」で戦うことになり,これもやはり厳しいです。
そもそもメインギミックで順当に動いたとしても「ミス・ケープ・バーバ」でバトルフェイズを飛ばすようなものなので,かなり遅いデッキではあります。
メインギミック・サブギミックともにしっかりと仕込んだデッキなので,決まると技有感があって映えています。あと,「魔王超龍 ベエルゼウス」「深淵の神獣ディス・パテル」「クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン」の特徴を活かしつつ選択できる,選ばれたカードのような感じがあって結構好きです。ただ,そこまでの動きが割と地味で遅いのがネック。
デッキ遍歴
ジョジョシリーズ。
いろんな場所で使いました。
大分湯けむり遊戯王交流会
— UTE(ユート) (@U_T_E_hobbyyy) October 1, 2023
グッドデザイン賞に輝きました
【みらい】さんの【D4C】でございます
主催者感想「多分誰も真似できない」
おめでとうございます🎉#大分遊戯王 pic.twitter.com/efshTeQSjx
【最新動画情報】
— じゅげむ遊戯 (@jugemu_yu_gi) December 8, 2023
ゲストはみらいさんです!
『D4C』VS『ファラオエグゾディア』
○の戦士さんリスペクトデッキだそうです!
お楽しみに!
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「霧の王城」
デッキの動き
「霧の王」のデッキです。
「霧の王」を活かそうと思ったとき,いくつかのフックがありました。
- 攻撃力が高くなりやすい
- 魔法使い・レベル7
- 水属性・攻撃力0
- 永続効果で,いかなる場合も生贄を行うことができなくなる
まず第一に,耐性を与えるだけで,そこそこめんどうなモンスターじゃないか,と考えました。「プロキシー・ドラゴン」で破壊耐性,「ラプテノスの超魔剣」で対象耐性を持たせます。攻撃力はそれなりにあるはずなので,戦闘突破されづらく,生贄を封じます。ちなみに,“リリース”のテキストを持つカードは1200種類ほどあるので,全カード中1割のカードをメタっていることになります。
あとは,魔法使い・レベル7であるため,「拡散する波動」や「死の罪宝-ルシエラ」に対応し,上がった攻撃力も活きます。
さらに,水属性であるため,「サルベージ」に対応しており,特に「マジシャンズ・ソウルズ」の①のコストにしつつ「サルベージ」で回収,とかできます。
デッキ全体として考えたとき,まず目指すのは「プロキシー・ドラゴン」を文字通り中心に据えたフィールドです。これで自分のフィールドを守りつつ,「霧の王」の下準備をします。相性がよいのが「蛇眼の炎龍」で,自場への破壊を自分のアドバンテージに変えられます。「蛇眼の炎龍」の②で相手ターンに特殊召喚するのと合わせると,計4回の破壊耐性を得られます。ただ,「プロキシー・ドラゴン」が攻撃表示で攻撃力1400をさらしているので,プレイヤーの
初動は,「スネークアイ」か「魔界発現世行きデスガイド」の展開です。
- 「スネークアイ」では,「スネークアイ・エクセル」と「焔聖騎士-ローラン」を揃え「蛇眼の炎龍」を出しつつ,「御巫の水舞踏」を構えます。「蛇眼の炎龍」が破壊などされるか,生き残って墓地へ送ると,「スネークアイ・エクセル」「焔聖騎士-ローラン」を蘇生し,「スネークアイ・エクセル」で「焔聖騎士-リナルド」を加え,「御巫の水舞踏」で出せる「剣の御巫ハレ」と合わせて「虹光の宣告者」を出し,「イリュージョン・オブ・カオス」「マジシャンズ・ソウルズ」につなげます。この流れの途中で,「灼熱の火霊使いヒータ」か「暗影の闇霊使いダルク」のリンク先に「プロキシー・ドラゴン」を作り最初の盤面を作ります。その後の展開は臨機応変ですが,理想は「御巫舞踊-迷わし鳥」で蘇生した「剣の御巫ハレ」と回収した「御巫の水舞踏」から出した「鏡の御巫ニニ」から「彼岸の黒天使 ケルビーニ」を
L 召喚し,「彼岸の悪鬼 スカラマリオン」か「クリッター」から,「蛇眼の炎龍」で「クリッター」をループさせる動きにつなげます。これで「霧の王」にアクセスできます。 - 「魔界発現世行きデスガイド」では,「クリッター」を出し,「魔界特派員デスキャスター」を
L 召喚します。これで手札に「儚無みずき」を持っておき,「魔界特派員デスキャスター」で「クリッター」を蘇生して次の動きにつなげます。次のターンには,「クリッター」で「スネークアイ・エクセル」を加えて,「スネークアイ」の動きにつながります。この場合は,既に「クリッター」が墓地にある状態で「蛇眼の炎龍」を出せるので,「クリッター」ループがしやすいです。
もちろん上記の「クリッター」で手札に加えられるモンスターは限界がありますが,中盤以降は「マジシャンズ・ソウルズ」で「氷の女王」を墓地へ送り,「氷の女王」を「蛇眼の炎龍」でループさせます。「氷の女王」は墓地の魔法を回収できるので,「三戦の号」を回収したり,「サルベージ」を回収して「儚無みずき」がループしたりします。
「蛇眼の炎龍」で「クリッター」や「氷の女王」を出す動きは,相手ターンに特殊召喚するので,本来ループはサイクルが遅くなる可能性がありますが,「プロキシー・ドラゴン」である程度コントロールできます。
自己評価
- 技の仕込み具合:10 / 10
- プレイングの自由度:10 / 10
- 映え度:8 / 10
色々詰め込んだデッキでありつつ,メインギミックの枚数を絞ることでデッキ全体の枚数を減らし,素引きの必要なカードで多彩な動きを多く入れることができています。メイン以外の動きが多いので,解説が大変ですね……
- 「神聖魔皇后セレーネ」は「灼熱の火霊使いヒータ」や「サクリファイス・アニマ」などを素材にして
L 召喚する。基本は「黒魔女ディアベルスター」や「マジシャンズ・ソウルズ」を蘇生する。「黒魔女ディアベルスター」は最終的に「死の罪宝-ルシエラ」へつなげるために,何度も蘇生する必要あり。「マジシャンズ・ソウルズ」はループさせることで魔法・罠ゾーンにおいた「クリッター」や,「蛇眼の炎燐」で余計に加わった「原罪宝-スネークアイ」や,「蛇眼の炎燐」でおいた「蛇眼の炎龍」を墓地へ送り,素引き必要なカードを引き込みつつ,アドバンテージを取れる。「神聖魔皇后セレーネ」は打点がないので,やられやすいですが「プロキシー・ドラゴン」が守る。特に,「神聖魔皇后セレーネ」の下に魔法使いを出せば,1回分の耐性を得る。 - 「エニグマスター・パックビット」は裏の切り札で,「蛇眼の炎龍」と似たことができる。ただし,「エニグマスター・パックビット」で置いたモンスターは「蛇眼の炎龍」で出せない。自身も「プロキシー・ドラゴン」による1回分の耐性になる。一見すると
S 召喚する手段がないようだが,チューナーにした「焔聖騎士-リナルド」と「黒魔女ディアベルスター」で出す。 - 「氷結界の虎王 ドゥローレン」は「鏡の御巫ニニ」と「儚無みずき」
S 召喚できる。出しづらそうだが,どちらも「サルベージ」で手札に加えやすく,「ストーンヘンジ」や「御巫舞踊-迷わし鳥」でそろえることができる。「リビングデッドの呼び声」を手札に戻すような基本的な使いまわしから,「大捕り物」や「御巫の誘い輪舞」でコントロールを得たモンスターを手札に戻して,自分のカードを使いまわしたり。 - 「超量機獣グランパルス」は「燃え上がる大海」で解説。
メインデッキのカードですが,
- 「D・D・R」は,例えば「蛇眼の炎龍」が除外された際などのリカバリーや,「御巫舞踊-迷わし鳥」で除外されたモンスターの回収など。装備魔法は「焔聖騎士-ローラン」でサーチでき,「蛇眼の炎龍」でループしているはず。
- 「クリッター」は,発動しなければ手札に加えたモンスターをそのまま使えるため,「霧の王」や「俱利伽羅天童」を加えて,すぐ出せる
- 「三戦の号」は,「原罪宝-スネークアイ」という初動にアクセスでき,「拡散する波動」という終盤の切り札,「サルベージ」や「オメガの裁き」という中盤のカードを持ってこれる究極の便利カード。逆にこれが使えないデッキ相手だとたまにきつかったり。「氷の女王」を使うなら使いまわしたいカード。
- 「リビングデッドの呼び声」は単純な蘇生カードだが,「蛇眼の炎龍」とかなり相性がよい。また,発動時に一瞬の隙は「プロキシー・ドラゴン」で埋められ,逆に「プロキシー・ドラゴン」の耐性を1回分用意可能。「御巫舞踊-迷わし鳥」や「氷結界の虎王 ドゥローレン」のセルフバウンスも相性がよい。一応,「リビングデッドの呼び声」が場を離れた際は効果による破壊なので,「マジシャンズ・ソウルズ」のコストにして,蘇生したモンスターは「プロキシー・ドラゴン」で守るなどが可能。
- 「大捕り物」は,相手の展開への妨害でもあり,コントロールを得たモンスターを利用して「プロキシー・ドラゴン」など,こちらの
L 召喚に使いやすい。それ以外に破壊に弱い部分は「プロキシー・ドラゴン」が補い,逆に,相手の破壊に対して「プロキシー・ドラゴン」のリンク先に「大捕り物」の対象モンスターを招き入れることで,疑似的な除去が可能。 - 「オメガの裁き」は便利な除去・妨害であり,魔法・罠ゾーンにモンスターを置きやいこのデッキでは使いやすいカード。特に「氷の女王」を魔法・罠ゾーンのまま破壊したり,能動的な動きも可能。「三戦の号」でサーチできる。
- 「燃え上がる大海」は,このデッキを組む際にメインギミック以外にもう一枚使いたかったカード。フィールドに揃えるモンスターの条件は満たしやすく,炎と水,どちらの条件も満たして使いたい。炎は他に何も準備不要だが,水の場合は「儚無みずき」や「超量機獣グランパルス」で,「儚無みずき」を出し次の展開につなげられる。
プレイングはかなり自由で,カードプレイの順番や,「蛇眼の炎龍」などを使って
終盤になれば「霧の王」や必殺技でいい動きができるものの,序盤はただの「スネークアイ」なので,ちょっと退屈かも。
デッキ遍歴
「双影」と共にこのデッキを使用した交流会でグッドデッキ賞をいただきました。
この記事を観てくださった皆様がより良い
小話
ここまでデッキが複雑になった背景の説明には,「HUNTER×HUNTER」のジンのセリフがあっているような気がします。
道草を楽しめ
大いにな
ほしいものより大切なものが
きっとそっちに ころがってる
例えば,あるコンボを達成するだけのシンプルなデッキを作ったとして,そのデッキには,コンボが成功したかどうか結果を求めてしまうと思います。
「結果」だけを求めていると人は近道をしたがるものだ………………
やる気もしだいに失せていく
コンボだけでなく,その中の小技や駆け引きの要素を増やしていくと,デッキが複雑になってしまうというわけです。僕にとっては,これが“道中を楽しむ”ということだと思います。