机上の空論

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【#遊戯王】霊使い-その9「風霊媒師ウィン」【#デッキ紹介】 #13

こんにちは。みらいです。

 

 

 

今回はデッキ構成の具体例シリーズ「霊使い」、「風霊使い」、その再考になります。

「風霊媒師ウィン」が出たのでね。

 

最新版でました。

 

mirai-drph.hatenablog.com

 

 

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「風霊媒師ウィン」

概要

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風霊媒師ウィン

風属性・魔法使い族・レベル5・1850/1500

このカード名はルール上「霊使い」カードとしても扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札からこのカードと風属性モンスター1体を捨てて発動できる。デッキから「風霊媒師ウィン」以外の守備力1500以下の風属性モンスター1体を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性以外のモンスターの効果を発動できない。②:このカードが手札に存在する場合、自分の風属性モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。このカードを特殊召喚する。

まず、このカードの特徴について整理しておきましょう。

  1. 「霊使い」カード
  2. 攻撃力1850の魔法使い族
  3. 守備力1500の魔法使い族
  4. 蒼翠の風霊使いウィン」と同じ対象のサーチ対象を能動的に加えることができる
  5. レベル5だが、自分の風属性が戦闘で倒されたときに手札から出せる
  6. かわいい

それぞれみていきます。

「霊使い」は「憑依解放」によって戦闘耐性を得ます。また、「憑依覚醒」によって効果破壊耐性を得ます。

攻撃力が1850の魔法使いなので、「憑依覚醒」のドロー効果を誘発できます。また、「妖精伝姫ーカグヤ」によってサーチができます。

守備力が1500の魔法使いなので、「憑依解放」によってリクルートできます。

サーチ効果については次節で紹介します。

自分の風属性が戦闘で破壊されたときに自身を特殊召喚できる効果を持っていて相手ターンに特殊召喚しやすいモンスターなので、「憑依覚醒」のドロー効果を活用しやすくなっています。ただし、レベル5なので、自分のターンでのドローは活用しづらくなっています。

かわいいは正義

ただし、効果全体として、風属性をサポートするようにできているため、複数属性で真価が発揮される「憑依解放」や「憑依覚醒」とは若干相性がよくありません。

サーチ効果について

基本的には、この①の効果をメインに考えていくことになると思います。

サーチ先には様々な風属性テーマの初動が含まれており、純粋に風属性テーマ全体の強化になっています。ただし、サーチ効果の発動後には風属性のみの効果制限が課されるので、活用できるテーマは限られています。また、コストにほかの手札の風属性を要求しているので、リスクが大きいです。墓地に送られた時に活用できるようなモンスターがいる風属性テーマが相性がいいと言えるでしょう。

テーマごとに確認しましょう。

  • 「ガスタ」
  • 「WW」
  • 「幻獣機」
  • 「音響戦士」
  • 「霊獣」
  • 「SR」
  • 「ドラグニティ」
  • 「シムルグ」
  • 「ハーピィ」
  • 「B・F」
  • 「F.A.」
  • 「マジェスペクター」
  • 「妖仙獣」
  • 「LL」

(おそらくこれで網羅できているはず…。ほかは他属性混合とか。今回は制約があるのでパス)

また、テーマだけでなく、「風帝」は一枚入れておけば、活用しやすいです。

「烈風帝ライザー

烈風帝ライザー

風属性・鳥獣族・レベル8・2800/1000

このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。①:このカードがアドバンス召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚と自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動する。そのカードを好きな順番で持ち主のデッキの一番上に戻す。このカードが風属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合、その時の効果に以下の効果を加える。
●フィールドのカード1枚を対象として持ち主の手札に戻す事ができる。

リリースを用意することが難しければ、「風帝ライザー」にしましょう。

まぁ、「風霊媒師ウィン」の効果を使うくらいなので、おそらくリリースは確保できるでしょう。

「ガスタ」

「ガスタ」は風属性を中心としたリクルーターテーマです。テーマとして、戦闘破壊を基本にしているので、「風霊媒師ウィン」の②の効果を無理なく活用できるでしょう。

相性のいいカードについて軽く触れておきます。

ガスタ・グリフ

風属性・鳥獣族・レベル2・800/300

このカードが手札から墓地へ送られた場合、デッキから「ガスタ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。「ガスタ・グリフ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

「風霊媒師ウィン」のサーチのコストとして活用できます。サーチのリスクを軽減しつつモンスターを展開できるので、相性は非常によいです。ただし、「ガスタ」自体にこの効果を誘発できるモンスターがいないので、他のテーマとの合わせが基本になるかとは思います。(例えば、「音響戦士」とか)

ガスタの神裔 ピリカ

風属性・サイキック族・レベル3・1000/1500

このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地から風属性のチューナー1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。この効果を発動したターン、自分は風属性以外のモンスターを特殊召喚できない。「ガスタの神裔 ピリカ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

「風霊媒師ウィン」のサーチ先として優秀なのがこのカード。さらに、風属性のみの特殊召喚制約が課されますが、サーチ効果のコストとして、捨てたチューナーを回収したり、なんてことができます。純粋に単体の性能で見ても、一枚で風属性シンクロを作ることができ、「緊急テレポート」に対応している点も合わせて、風属性デッキでは必須級の一枚となっいます。

このカードで出すことのできる風属性のEXデッキのモンスターは後述します。

「WW」

「WW」は風属性・魔法使い族のテーマです。所属するモンスターの数は少ないですが、どのカードも優秀な効果を持ち、風属性のデッキでは多く採用されていました。

基本的には「WW」は一つのコンボを目的として採用されます。

WW-アイス・ベル

風属性・魔法使い族・レベル3・1000/1000

「WW-アイス・ベル」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、デッキから「WW」モンスター1体を特殊召喚できる。この効果でデッキから特殊召喚したモンスターはリリースできず、この効果を発動するターン、自分はレベル5以上の風属性モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手に500ダメージを与える。

WW-グラス・ベル

風属性・魔法使い族・レベル4・チューナー・1500/1500

「WW-グラス・ベル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「WW-グラス・ベル」以外の「WW」モンスター1体を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。

WW-スノウ・ベル

風属性・魔法使い族・レベル1・チューナー・100/100

①:自分フィールドに風属性モンスターが2体以上存在し、風属性以外のモンスターが存在しない場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードをS素材として風属性SモンスターをS召喚した場合、そのSモンスターは相手の効果では破壊されない。

「WWーアイス・ベル」を自身の効果で特殊召喚しつつ「WW-グラス・ベル」を特殊召喚し、「WW-グラス・ベル」の効果で「WW-スノウ・ベル」をサーチし、条件がそろっているので自身の効果で特殊召喚、これで、レベル3の非チューナーとレベル4とレベル1のチューナーが場にそろいました。レベル7の風属性シンクロモンスターを経由することで、レベル8の風属性シンクロモンスターを出すことができます。また、「WW-グラス・ベル」のサーチを「WWースノウ・ベル」から「WW-アイス・ベル」に変えることで、後続の確保に努めることもできます。

この動きが「WW」の基本的な使い方です。制約の関係上、この動きのあと、レベル5以上の風属性モンスターしか特殊召喚できませんが、出せるシンクロモンスターが強力です。ただし、リンクモンスターは特殊召喚できなくなるので、さらなる展開には向いていません。特に、基本的にはシンクロモンスターをEXモンスターゾーンに出すことになるので、その後の展開をスムーズに行うために、出したシンクロモンスターの活用方法についても考えておかねばなりません。(リンク素材にするのが一番簡単だが、それではせっかくのシンクロモンスターがもったいない)

「風霊媒師ウィン」は「WW-アイス・ベル」をサーチすることになるでしょう。風属性のみの効果制約が課されますが、「WW」の中では問題ないでしょう。コンボの性質上、一ターン目にやることになると思うので、4枚目以降の「WW-アイス・ベル」として考えることができます。また、「WW」は「WW-グラス・ベル」がサーチ効果を持っているため、安定してこの動きを始めることができますが、基本的に一度しかやらないので、手札に余りやすいです。それをコストに「風霊媒師ウィン」のサーチ効果を使うのは有効でしょう。

「幻獣機」

「幻獣機」は風属性・機械族のテーマです。サーチ先に「幻獣機」のサーチャーがいて、さらに「幻獣機オライオン」は墓地での効果が優秀で、他の「幻獣機」チューナーも墓地での効果を持っていて、「風霊媒師ウィン」のコストとして扱いやすいカードが多いですが、実は相性がそんなに良くありません。

これはEXデッキのモンスターに関わることですが、「幻獣機」で出しやすいランク7のエクシーズには多く風属性以外のモンスターがいます。ほかにも、トークンと相性の良いリンク召喚を活用しづらくなるのも、かなりマイナスになると思います。

結局、制約を課してまで、「風霊媒師ウィン」でサーチをする必要がないことになり、相性が良くないということになります。

クソつよ新規来るしね。

「音響戦士」

このテーマもまた、相性がいいように見えて実はよくないやつです。

「音響戦士」の魅力は、特殊召喚しやすくレベル・属性・種族を自由に変えることができることからくるシンクロ召喚の自由度にあります。それを風属性に限定するのであれば、他の風属性テーマのほうがEXデッキの風属性モンスターを出しやすいので、わざわざ、「音響戦士」で使うことはないかなと思います。

「音響戦士」を使いたいなら、ペンデュラムであることを活用するか、「音響戦士サイザス」がリバースモンスターであることを活用するとよいかもしれません。

「霊獣」

 風属性・サイキック族の「霊獣使い」と風属性の「精霊獣」モンスターから「聖霊獣騎」融合モンスターを出す合体融合テーマです。墓地から吊り上げる効果を「霊獣使い レラ」と「英霊獣使いーセフィラムピリカ」が持っており、後者は「風霊媒師ウィン」でサーチできます。

英霊獣使い-セフィラムピリカ

風属性・サイキック族・レベル3・ペンデュラム・1000/1500

自分は「英霊獣使い-セフィラムピリカ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。①:このカードが召喚・P召喚に成功した時、「英霊獣使い-セフィラムピリカ」以外の自分の墓地の、「霊獣」モンスターまたは「セフィラ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

「風霊媒師ウィン」は全ての「霊獣」をサーチできるわけではないですが、初動を安定させるには十分使えると思います。ただし、「聖霊獣騎 ガイアペライオ」は光属性なので、「風霊媒師ウィン」の効果制限に引っ掛かりますが、その効果はいわゆる置物効果なので、大きな問題はないと思います。

ただし、「風霊媒師ウィン」を使わなければならないほど初動が必要な場合に入れましょう。個人的には、単純に状況突破のカードのほうがよくなるかなと思います。

「SR」

「SR」は風属性・機械族のシンクロ召喚を中心としたテーマです。現在、キーカードの「SRベイゴマックス」が制限カードなので、それをサーチできるのは強力な強化になります。

「SRベイゴマックス」

風属性・機械族・レベル3・1200/600

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「SRベイゴマックス」以外の「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。

他にも「SR」には墓地で発動できる効果や、墓地から吊り上げるカードが多くあるので、コストもそれほど困ることはないでしょう。

特に相性がいいのが、「SRタケトンボーグ」の特殊召喚制約があることです。上述のように、制約がなければ自由なシンクロ召喚をするテーマとしての魅力があったのですが、このテーマは風属性に特化したテーマなのでその点が「風霊媒師ウィン」との相性をよくしてくれます。

「ドラグニティ」

「ドラグニティ」は風属性の鳥獣族とドラゴン族のテーマです。展開の初動が墓地のドラゴン「ドラグニティ」を装備して始まるので、コストと相性はいいのですが、やはり、風属性の制約が気になります。「竜の渓谷」が無制限の今、ほかのサーチが必要なのかどうかが採用のポイントでしょうか。手札コストがかさむのも気になります。

「ネフティス」

正直よくわからないのですが、墓地効果が書いてあるので、相性がいいのかなと思います。「ダーク・シムルグ」なんかは風属性としても扱う効果を持っているので、制約は気にならない…のかな。

「ハーピィ」

「ハーピィ」は風属性・鳥獣族のテーマです。墓地に送られた時に効果を発揮できるモンスターもいるので、相性は悪くないと思います。わからないです。

「B・F」

本当にわからない。

「F.A.」

分からない。

「マジェスペクター」

根本的なペンデュラムのパワー不足はありますが、サーチが増えるのはいいことではないでしょうか。ただし、2枚を使うので、きついところがあるでしょう。「マジェスペクター」魔法・罠のコストに風属性・魔法使い族を要求しているので、実は「ウィン」と相性があったりしますが、それが強いとは言っていない。

「妖仙獣」

全ての「妖仙獣」をサーチできるわけではないですが、キーカードは持ってこれます。しかし、2枚使う点が気になるでしょうか。終盤手札が余ることもあるでしょうが、そういう場合はサーチ以外が欲しいはずなので、結局はいらない気がします。

「LL」

「LL」は風属性・鳥獣族のレベル1テーマです。テーマのモンスターが少ないので、他のレベル1モンスターをいれることを考えると、それを邪魔しそうです。

EXデッキのモンスターについて

上述の通り、「風霊媒師ウィン」のサーチを使ったターンには風属性しか効果を発動できないので、EXデッキのモンスターも慎重に精査する必要があります。

「WW-ウィンター・ベル」

WW-ウィンター・ベル

風属性・魔法使い族・レベル7・シンクロ・2400/2000

チューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
「WW-ウィンター・ベル」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の墓地の「WW」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベル×200ダメージを相手に与える。②:自分・相手のバトルフェイズに自分フィールドの「WW」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベル以下のレベルを持つモンスター1体を手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

このカード単体で見ても、バトルフェイズにレベル7以下のモンスターを手札から出せるモンスターとして活躍できます。Sの制約も気にならないでしょう。

「ウィンドペガサス@イグニスター」

ウィンドペガサス@イグニスター

 風属性・サイバース族・レベル7・シンクロ・2300/1500

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。自分フィールドの「@イグニスター」モンスターの数まで、相手フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。②:このカードがフィールド・墓地に存在する状態で、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、このカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。

10期パワー。今までは、「WW」で出すレベル7シンクロモンスターは「WW-ウィンター・ベル」でしたが、このカードに取り替わります。レベル8のシンクロに経由しても墓地の効果を持っているので、ほぼ上位互換です。

純粋にレベル7シンクロモンスターとみても、相手の魔法・罠に触れるので、欲しかったやつです。

「霞鳥クラウソラス

霞鳥クラウソラス

風属性・鳥獣族・レベル3・シンクロ・0/2300

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。ターン終了時まで選択したモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。

レベルが低いのでシンクロしづらいですが、効果は優秀なので、枠によっては一枚入れておくと使えるかもしれません。

「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン」

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン

風属性・ドラゴン族・レベル7・シンクロ・2500/2000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、このカード以外のフィールドのレベル5以上のモンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。②:1ターンに1度、フィールドのレベル5以上のモンスター1体のみを対象とするモンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。③:このカードの効果でモンスターを破壊した場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで、このカードの効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。

リンクモンスターの代行以降、最近は使われないモンスターですが、条件が整えば、強力なのは相変わらずです。現状での使い道は、強制効果のレベル5以上の相手モンスターに対して使ったり、自分でほかにレベル5以上のモンスターを用意してバフをメインに使ったり、でしょうか。疑似対象耐性を持ちますが、過信はできません。

「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」

クリアウィング・ファスト・ドラゴン

風属性・ドラゴン族・レベル7・シンクロ・ペンデュラム・2500/2000

ペンデュラム効果

「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。①:レベルの合計が7になるように、自分フィールドの表側表示の、「スピードロイド」チューナー1体とチューナー以外のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。

カードテキスト

チューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。①:エクストラデッキから特殊召喚された相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。この効果は相手ターンでも発動できる。②:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。

EXデッキから特殊召喚されたモンスター一体をアンディメンション化無力化できます。誘発即時効果なので、かなり優秀なモンスターになっています。ある程度使いまわしが効く効果なので、枠も省スペースです。

「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン

風属性・ドラゴン族・レベル8・シンクロ・3000/2500

チューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
①:1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。この効果でモンスターを破壊した場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。②:このカードがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。

「WW」の動きで出すのがこのカードになります。置物としての性能も持っていながら、突破力も兼ね備えているので、風属性の切り札的存在です。場持ちがいいですが、その分、EXモンスターゾーンを埋めてしまいがちなので、ケアも考えておくと使いやすくなるでしょう。

「古神ハストール」

古神ハストール

風属性・爬虫類族・レベル4・シンクロ・2300/1000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがモンスターゾーンから墓地へ送られた場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターは攻撃できず、効果は無効化される。②:このカードの効果で相手モンスターに装備されているこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。このカードを装備していた相手モンスターのコントロールを得る。

このカードの強みは自身を素材に使っても効果を活用できる点です。現在だと、リンク素材に使っても効果を使えます。ただし、他に装備したこのカードを離すカードが必要になるので、そのカードも考えておきましょう。

コントロール奪取はやっぱり強力なので、狙えるようにしたほうが良いでしょう。

「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」

コズミック・ブレイザー・ドラゴン

風属性・ドラゴン族・レベル12・シンクロ・4000/4000

Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。①:フィールドのこのカードをエンドフェイズまで除外して以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
●相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
●相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。

風属性のデルタアクセルシンクロモンスター。風属性にはシンクロチューナーがいるので、風属性のみで出すこともできます。切り札的カードですが、簡単に一度場を離れることができ、EXモンスターゾーンを開けやすく、後続が続きやすいのが優秀です。

アクセルシンクロモンスターの「シューティング・スター・ドラゴン」もいますが、出せるなら「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」のほうが強力なので、そっちをメインに使うようにします。

「ジャンク・スピーダー」

ジャンク・スピーダー

風属性・戦士族・レベル5・シンクロ・1800/1000

「シンクロン」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する(同じレベルは1体まで)。この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。②:このターンにS召喚したこのカードがモンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。

一気に「シンクロン」モンスターを展開できます。出した後、Sモンスターしか出せないですが、先にリンクモンスターを出していれば、アクセルシンクロまでいけるポテンシャルがあります。

ただし、大量展開するにはデッキに多くの種類の「シンクロン」モンスターを入れなければならないので、枠を多く取ります。

他にも、「ジャンク」関係で「ジャンク・バーサーカー」や「スターダスト・アサルト・ウォーリアー」がいますが、属性の関係で、あまり相性はよくないでしょう。

真の機皇帝キラーターボ・ウォーリアー」は「ターボ・シンクロン」が風属性であることもありますが、効果が如何せん…。

また、「フルール・ド・シュヴァリエ」も風属性ですが、「フルール・シンクロン」が光属性なので、あまり相性はよくはない。

「スターダスト・ウォーリアー」

スターダスト・ウォーリアー

風属性・ドラゴン族・レベル10・シンクロ・3000/2500

Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
①:相手がモンスターを特殊召喚する際に、このカードをリリースして発動できる。それを無効にし、そのモンスターを破壊する。②:このカードの①の効果を適用したターンのエンドフェイズに発動できる。その効果を発動するためにリリースしたこのカードを墓地から特殊召喚する。③:戦闘または相手の効果で表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。エクストラデッキからレベル8以下の「ウォリアー」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

風属性のアクセルシンクロモンスターです。 効果で一旦場から離れることができるので、優秀です、¥。

アクセルシンクロモンスターには「シューティング・スター・ドラゴン」もいますが、基本的にはこちらのほうが使いやすいでしょう。

「スターダスト・チャージ・ウォーリアー」

スターダスト・チャージ・ウォーリアー

風属性・ドラゴン族・レベル6・シンクロ・2000/1300

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「スターダスト・チャージ・ウォリアー」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがS召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。②:このカードは特殊召喚された相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。

出したときに1ドローできるので、経由として優秀です。また、特殊召喚された相手モンスターすべてに攻撃できるので、実は攻撃力を上げればフィニッシャーになれるカードです。

「スターダスト・ドラゴン」

スターダスト・ドラゴン

風属性・ドラゴン族・レベル8・シンクロ・2500/2000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。②:このカードの①の効果を適用したターンのエンドフェイズに発動できる。その効果を発動するためにリリースしたこのカードを墓地から特殊召喚する。

最近では若干物足りない。使うなら、「スターダスト・ドラゴン/バスター」と一緒に使うなどしましょう。

「翼の魔妖-天狗」

翼の魔妖-天狗

風属性・アンデット族・レベル7・シンクロ・2600/1500

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:「翼の魔妖-天狗」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:このカードが墓地に存在し、元々のレベルが9の自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。③:このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。

アンデットがいなければ、①の効果は使えませんが、②の効果は蘇生で使えるので、相手の魔法・罠に触れて、対象に取らないのも好ポイントです。

「HSR快刀乱破ズール」

 「HSR快刀乱破ズール

風属性・機械族・レベル4・シンクロ・1300/1600

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。このカードの攻撃力はそのダメージステップ終了時まで倍になる。②:S召喚したこのカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、「HSR快刀乱破ズール」以外の自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

突破力は低いですが、後続が用意しやすいのでありです。素材でもよいので、経由としても優秀です。

「HSRカイドレイク」

HSRカイドレイク

風属性・機械族・レベル8・シンクロ・3000/2800

機械族・風属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがS召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
●相手フィールドの全ての表側表示のカードの効果を無効にする。
②:このカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。

 何を言っているんだ…。一気に盤面を捲れる強力な効果を持っています。さらに、後続も用意しやすく、風属性を組むときに、機械族チューナーが頭一つ抜けて優先する理由になるでしょう。

「HSRチャンバライダー」

HSRチャンバライダー

風属性・機械族・レベル5・シンクロ・2000/1000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「HSRチャンバライダー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。①:このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。②:このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。このカードの攻撃力は200アップする。③:このカードが墓地へ送られた場合、除外されている自分の「スピードロイド」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

2回攻撃を持つので、一気にダメージを稼ぐことができます。また、「SR」で除外するカードは限られてはいますが、それなりにあるので、回収も優秀です。

「HSR魔剣ダーマ」

HSR魔剣ダーマ

風属性・機械族・レベル6・シンクロ・2200/1600

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「HSR魔剣ダーマ」の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。②:自分の墓地の機械族モンスター1体を除外して発動できる。相手に500ダメージを与える。③:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにカードが存在しない場合、自分メインフェイズに発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分は通常召喚できない。

貫通にバーンと、あと一押しに使えます。通常召喚権を放棄して自己蘇生ができるので、素材としても優秀でしょう。

「HSRマッハゴー・イータ」

HSRマッハゴー・イータ

風属性・機械族・レベル5・シンクロ・2000/1000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードをリリースして発動できる。フィールドの全ての表側表示モンスターのレベルはターン終了時まで1つ上がる。この効果は相手ターンでも発動できる。②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「スピードロイド」チューナーが存在する場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。

リンクモンスター環境では①はあまり役に立ちませんが、②は自己蘇生なので、経由として使うのがよいでしょう。

「B・F-降魔弓のハマ」

B・F-降魔弓のハマ

風属性・昆虫族・レベル8・シンクロ・2800/2000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:Sモンスターを素材としてS召喚したこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。②:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンする。③:相手が戦闘ダメージを受けなかった自分バトルフェイズの終了時に発動できる。自分の墓地の「B・F」モンスターの数×300ダメージを相手に与える。

「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」のもう一つの選択肢になりうるモンスターです。性能自体は「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」のほうが優秀ですが、2体に対応でき、リンクモンスターでも攻撃力3800くらいまで対応できるので、入れておいて損はない一枚だと思います。

「B・F-霊弓のアズサ」

B・F-霊弓のアズサ

風属性・昆虫族・レベル5・シンクロ・チューナー・2200/1600

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカード以外の「B・F」モンスターの効果で相手がダメージを受けた時に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。②:このカードが墓地に存在する状態で、自分の「B・F」モンスターの戦闘でモンスターが破壊された時に発動できる。このカードを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

数少ない風属性のシンクロチューナー。効果は「B・F」でないと活用しづらいですが、前述の「B・F-降魔弓のハマ」と組み合わせて使えば、使えなくもない…かな?

「浮鵺城」

浮鵺城

風属性・機械族・レベル9・シンクロ・0/3000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地のレベル9モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、召喚・特殊召喚されたレベル8以下のモンスターは、そのターンには攻撃できない。

出したときにレベル9を蘇生できるので、ランク9エクシーズを即座に作ることができます。お互いへの攻撃の制約があるので、少し注意が必要です。

優秀なのは、「幻子空母エンタープラズニル」や「V.F.D」など。後者は風属性ではないですが、置物として使うので、効果の制約は気にしなくていいです。

「武力の軍奏」

武力の軍奏

風属性・機械族・レベル3・シンクロ・チューナー・500/2200

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがS召喚に成功した場合、自分の墓地のチューナー1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。②:このカードをS素材としたSモンスターは、フィールドに表側表示で存在する限りチューナーとして扱う。

割と頭おかしいことかいてますが、シンクロチューナーです。展開ができるシンクロチューナーなので、アクセルシンクロにつなげやすく、機械族であるため「HSRカイドレイク」の素材になれます。

また、②の効果で思わぬ組み合わせでアクセルシンクロできたりします。

「ミスト・ウォーム」

ミスト・ウォーム

風属性・雷族・レベル9・シンクロ・2500/1500

チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
①:このカードがS召喚に成功した場合、相手フィールドのカードを3枚まで対象として発動する。その相手のカードを持ち主の手札に戻す。

シンプルですが、強力で一気に捲ることもできるポテンシャルがあります。

前述の「浮鵺城」に対応するレベル9の風属性なので、ランク9をねらうなら、レベル9シンクロとして優先されるのは、このカードでしょう。

「幻獣機ドラゴサック」

幻獣機ドラゴサック

風属性・機械族・ランク7・エクシーズ・2600/2200

レベル7モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。②:自分フィールドにトークンが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。③:1ターンに1度、自分フィールドの「幻獣機」モンスター1体をリリースし、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

このカードの総評は優秀の一言に尽きます。今も昔も変わらぬ優秀さ。現代だと少し、パワー不足感はありますが。「嵐征竜-テンペスト」のおかげで出しやすいのもグッド。

「虚空海竜リヴァイエール」

虚空海竜リヴァイエール

風属性・海竜族・ランク3・エクシーズ・1800/1600

レベル3モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、除外されている自分または相手のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

レベル4以下のモンスターの帰還効果を持っています。現代だと、帰還させつつリンクがベタ。

「ダイガスタ・エメラル」

ダイガスタ・エメラル

風属性・岩石族・ランク4・エクシーズ・1800/800

レベル4モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。●自分の墓地のモンスター3体を対象として発動できる。そのモンスター3体をデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。●効果モンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

②の効果は今回はあまり使わないでしょう。①の効果で使ったモンスターをリサイクルできます。

風属性だと若干出しづらさがあるので、あまり使わないかも。

「ダイガスタ・フェニクス」

ダイガスタ・フェニクス

風属性・鳥獣族・ランク2・エクシーズ・1500/1100

レベル2モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分フィールド上の風属性モンスター1体を選択して発動できる。このターン、選択したモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。

状況は揃えづらいですが、どの風属性にも2回攻撃を与えることができます。もちろん、自身にも発動できるので、バフがあればありでしょう。

「電光千鳥」

電光千鳥

風属性・雷族・ランク4・エクシーズ・1900/1600

風属性レベル4モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して持ち主のデッキの一番下に戻す。また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して持ち主のデッキの一番上に戻す。

こいつのおかげで風属性のランク4はひしめきあっています。

鳥銃士カステル」や「超量機獣エアロボロス」、「竜巻竜」など。

「トーテムバード」

トーテムバード

風属性・鳥獣族・ランク3・エクシーズ・1600/1400

風属性レベル3モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる。魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。このカードのエクシーズ素材が無い場合、このカードの攻撃力は300ポイントダウンする。

風属性デッキで、魔法・罠のカウンターをやってくれます。

「No.75 惑乱のゴシップ・シャドー」

No.75 惑乱のゴシップ・シャドー

風属性・魔法使い族・ランク3・1000/2600

レベル3モンスター×2体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。その効果は「お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする」となる。②:このカード以外の自分フィールドの「No.」Xモンスター1体を対象として発動できる。このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする(このカードがX素材を持っている場合、それらも全て重ねてX素材とする)。

相手のモンスター効果を一度止めることができます。相手にもドローさせてしまうので、蓋にはなりにくいですが。

「No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク」

No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク

風属性・機械族・ランク7・エクシーズ・0/3000

レベル7モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。自分フィールドに「バトル・イーグル・トークン」(機械族・風・星6・攻2000/守0)を可能な限り特殊召喚する。この効果で特殊召喚したトークンはこのターンのエンドフェイズに破壊される。この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは0になる。

ランク7の優秀なリンク素材を確保する要員になっています。

「幻子力空母エンタープラズニル」

幻子力空母エンタープラズニル

風属性・機械族・ランク9・2900/2000

レベル9モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。
●相手の手札をランダムに1枚選んで除外する。
●相手の墓地のカード1枚を選んで除外する。
●相手のデッキの一番上のカードを除外する。

「浮鵺城」の選択肢として挙がります。対応できる枚数は少ないですが、状況はかなり広いです。

「グレートフライ」

グレートフライ

風属性・昆虫族・リンク2・右下/左下・1400

風属性モンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドの風属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、地属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の風属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

風属性のバフができます。基本的には「蒼翠の風霊使いウィン」のほうが優先されるかと思います。そりゃかわいい女の子と昆虫と選べって言われたら…

「召命の神弓-アポロウーサ」

召命の神弓-アポロウーサ

風属性・天使族・リンク4・上/右下/下/左下・?

トークン以外のカード名が異なるモンスター2体以上
①:「召命の神弓-アポロウーサ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:このカードの元々の攻撃力は、このカードのリンク素材としたモンスターの数×800になる。③:相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。このカードの攻撃力を800ダウンし、その発動を無効にする。

簡単に出せる万能カウンターマン。このカードのせいでほかの効果カウンターがお株を奪われた感が…。

「蒼翠の風霊使いウィン」

蒼翠の風霊使いウィン

風属性・魔法使い族・リンク2・右下/左下・1850

風属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手の墓地の風属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。②:リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから守備力1500以下の風属性モンスター1体を手札に加える。

天使(魔法使い)。

「ドラグニティナイト-ロムルス

ドラグニティナイト-ロムルス

風属性・ドラゴン族・リンク2・右下/左下・1200

トークン以外のドラゴン族・鳥獣族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ドラグニティ」魔法・罠カードまたは「竜の渓谷」1枚を手札に加える。②:ドラゴン族モンスターがEXデッキからこのカードのリンク先に特殊召喚された場合に発動できる。手札からドラゴン族・鳥獣族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、リンク素材にできない。

「ドラグニティ」が必要になりますが展開をしつつ、リンク2を出せるので優秀。

ただし、基本的には次のカードのほうが良いでしょう。

「HSR-GOMガン」

HSR-GOMガン

風属性・機械族・リンク2・右下/左下・1000

風属性モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。風属性モンスター1体を召喚する。この効果を発動したターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。②:EXデッキから風属性Sモンスター1体を除外して発動できる。レベルの合計が除外したモンスターと同じになるように、デッキからカード名が異なる「スピードロイド」モンスター2体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。その1枚を自分の手札に加え、残りを墓地へ送る。

「SR」をサーチして、①で召喚までが完結してるモンスターです。ただし、Sモンスターしか出せない縛りから、さらなるリンクにつなぐことができないのはマイナス。このカード自体のリンクも2なので、デルタアクセルまでするにはほかのカードが必要です。

デッキ

今回は「SR」を中心に作っていきます。「ガスタ」や「霊獣」あたりと迷ったのですが、「霊使い」として活用するつもりなので、1体の価値が軽いテーマにしました。

また、実際にデッキを作る段階でアクセルシンクロを中心にするより、シンクロモンスターを横に並べたほうが収まりがよかったので、アクセルシンクロは狙いません。

また、風属性を中心にするというか、ほとんど風属性にするため、「憑依解放」は入れられず、したがって「風霊使いウィン」を入れることはできませんでした。

また、風属性を中心にするとは言っていますが、初動のために、「スクラップ・リサイクラー」などを採用します。デッキの動きを安定させるために、風属性を含む2体以上を場にそろえるのを安定性の目標にしています。(「蒼翠の風霊使いウィン」の召喚条件)

これらを踏まえてデッキを作るとこうなります。

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遊戯王 デッキレシピ 詳細 | 遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ - カードデータベース

基本的にそろえやすいのを基準にして、EXデッキとメインデッキのモンスターは調整しています。

「蒼翠の風霊使いウィン」を出せれば、破壊時の効果でほぼ動き出せます。また、中盤でもリンク先を用意するのに役立ちます。このデッキのメインコンセプトですしね。それらをサポートするために「憑依覚醒」が入ってきます。あと、「憑依装着-ウィン」はオシャレでもなんでもなく、「蒼翠の風霊使いウィン」からサーチできて、通常召喚できる攻撃力1850の魔法使いとして入れてます。

「SR」は奇数レベルのモンスターが並べやすいので、偶数レベルのシンクロが出しやすいです。これだと、4と6ですね。ただ、強いのはレベル7と8です。

「SR」の基本的な動きとして、「SRタケトンボーグ」が使われます。

「SRタケトンボーグ」

風属性・機械族・レベル3・600/1200

自分は「SRタケトンボーグ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。①:自分フィールドに風属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:このカードをリリースして発動できる。デッキから「スピードロイド」チューナー1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。

ここからの展開を基本にするのですが、そこで「SR赤目のダイス」をよく使います。

「SR赤目のダイス」

風属性・機械族・レベル1・チューナー・100/100

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、「SR赤目のダイス」以外の自分フィールドの「スピードロイド」モンスター1体を対象とし、1~6までの任意のレベルを宣言して発動できる。そのモンスターのレベルはターン終了時まで、宣言したレベルになる。

 このカードが自由にレベルを変えてくれますが、それでも出せるのはレベル7までです。強力な「HSRカイドレイク」を上手く使うために組み合わせを考える必要があります。(3体以上使うのはナンセンス。)

そこで使いやすいのが、「SR56プレーン」です。

SR56プレーン

風属性・機械族・レベル5・1800/0

「SR56プレーン」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドにモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで600ダウンする。

2400まで対応できる効果と出しやすさとレベルが魅力です。このカードとレベル3の「SR」チューナーでレベル8を組めます。

ここまでがだいたい基本です。あとは、「水晶機構-ハリファイバー」や「幻獣機オライオン」を上手く使いましょう。「SR」の解説は…なんか他の参照してください、それだけで一本上がっちゃうので。

結果として全体を見ると、「霊使い」っぽくない感じがしますね。「風霊媒師ウィン」を風属性で汎用的に使えるようにしてくれたのは嬉しいのですが、そこは悲しい。あんまり場に出ないしね。「蒼翠の風霊使いウィン」はすごくよく出るのですが。

 

追記:改造案として、「スクラップ・リサイクラー」を「妖精伝姫-カグヤ」に変えるのもアリ。「霊使い」かといわれると違いますが、っポイものではあるので、らしさは増します。基本は先に「妖精伝姫-カグヤ」で「風霊媒師ウィン」を持ってきて、サーチ効果を使うという感じです。その後、「妖精伝姫-カグヤ」の効果を使えなくなるので注意。「スクラップ・リサイクラー」との違いは、「増殖するG」など手札誘発やその他妨害に強い点です。ただし、「SR」の展開をサポートはしてくれないので、そこは一長一短。

 

今回は以上になります。

 

 この記事を観てくださった皆様がより良い決闘生活デュエルライフを遅れますよ〜に!