机上の空論

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「希望皇アストラル・ホープ」【#カード考察日記】

こんにちは。みらいです。

 

 

2か月くらいの間、

1日1枚感謝のカード考察をしていきます。

 

 

カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。

また、画面右下のボタンで、カードの確認ができます。

www.db.yugioh-card.com

CONTENTS:

 

今回のカード

カード情報

希望皇アストラル・ホープ

光属性・戦士族・レベル4・0/0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドにXモンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカード以外の自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。デッキから以下のカードの内いずれか1枚を手札に加える。
●「エクシーズ」魔法・罠カード
●「オノマト」魔法・罠カード
●「ゼアル」魔法・罠カード
●「ナンバーズ」魔法・罠カード

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効果の概要

「レベル4のモンスターが2体!来るぞ!!」

  • ①:Xモンスターがいると手札から特殊召喚
  • ②:手札・フィールドからカードを墓地に送り、色々サーチ。

細かく見ていきます。

 

効果の詳細

まず、レベル4モンスターです。

レベル4のXモンスターの素材になることができます。特に、「希望皇ホープ」と相性がよく、②でサーチできるカードには、それをサポートするカードもあります。

 

①は、フィールドにXモンスターがいる場合に、手札から特殊召喚する効果です。

Xモンスターを出した後、さらに展開するのに使えます。

また、相手フィールドにXモンスターが存在する場合にも特殊召喚できるので、特定のデッキ相手なら後攻で使うカードとして使えるでしょう。

 

②は、手札・フィールドのカードを墓地に送ることで発動でき、デッキから

  • 「エクシーズ」魔法・罠(30種類)
  • 「オノマト」魔法・罠(3種類)
  • 「ゼアル」魔法・罠(6種類)
  • 「ナンバーズ」魔法・罠(4種類)

のいずれか1枚を手札に加えることができます。

適当なカードをコストにしやすく、サーチ先が広いので、使い勝手の幅が広いです。ただし、このカード自体を名称でサーチできないため、展開のパーツとして使うことはできなさそうです。

このカード1枚でもX召喚などをこなせ隙がないです。つまり、初動として使うことはできます。

 

 

効果の関係上、「ZS-希望賢者」と相性が良く、「ZS-希望賢者」を出した後、自身を特殊召喚でき、「ZS-希望賢者」の効果でレベル4を出せるので、ランク4を作れる他、効果を使った「ZS-希望賢者」を②のコストにできるなど、無駄がありません。

 

 

他には、Xモンスターを主体とするデッキに入れるという選択肢があります。

上記の場合は、「希望皇ホープ」で使う場合であり、前回くらいに解説しました。

mirai-drph.hatenablog.com

mirai-drph.hatenablog.com

 

 

よって、今回は、特に「希望皇ホープ」と制限せず、Xモンスターを主体とするデッキに対する「希望皇アストラル・ホープ」の可能性を考えたいと思います。

一応、「神使」モンスターであり、「ピリ・レイスの地図」に対応しています。ただし、後者は召喚する必要があるため、展開の補助としては期待できないかも。

mirai-drph.hatenablog.com
mirai-drph.hatenablog.com

 

考察

考察1(ランク4)

ランク4のXモンスターを主体とするデッキに「希望皇アストラル・ホープ」を入れる場合、「希望皇ホープ」関係を入れる可能性が考えられます。

例えば、上記のように「ZS-希望賢者」と一緒に「ZS」をメインデッキに入れておき、「希望皇アストラル・ホープ」を引いた場合に強力な展開ができるようになれます。

他には、単に、「希望皇アストラル・ホープ」と関係なく「No.39 希望皇ホープ・ダブル」を入れている場合も考えられるでしょう。

 

こういった場合に重要になるのが、どこまで「希望皇ホープ」の要素をデッキに入れるかです。

例えば、「RUM」を用いた展開は強力ですが、「RUM」自体はランク4を作るカードではないため、事故率に直結します。

この観点で、どれだけデッキの枠を必要とするかを考えていきましょう。

  1. No.39 希望皇ホープ・ダブル」と「No.99 希望皇ホープドラグナー
  2. No.39 希望皇ホープ・ダブル」と「獣装合体 ライオ・ホープレイ
  3. ZS-希望賢者」と「ZS-昇華賢者
  4. ZS-希望賢者」と「ZS-武装賢者

こんなとこでしょうか。

 

1.まず、「No.39 希望皇ホープ・ダブル」で手札に加える「ダブル・アップ・チャンス」がデッキに必要です。

また、「No.99 希望皇ホープドラグナー」で出す「No.」が上記に合わせた2種類程度必要でしょう。ランク4の「No.」に限定すればその分節約はできますが、質は落ちます。

これだけでもランク4デッキに対する単純な出張といえますが、「希望皇アストラル・ホープ」を絡めた場合も考えましょう。

汎用的なものは、「エクシーズ・リバイブ・スプラッシュ」「エクシーズ・リボーン」あたりでしょうか。さらなる展開を見越して「RUM-ゼアル・フォース」を入れてEXデッキの枠を増やすのもいいかもしれません。

ゼアル・コンストラクション」は手札に来てしまった「ダブル・アップ・チャンス」を戻せる手段なので、あると便利なうえ、展開できるカードにもつながるので優秀ですが、他のデッキの枠を必要とします。具体的には、「ZS」や「RUM」あたりを入れたいですが、やはり他の場合のようなデッキ枠の食い方をしますね。

 

2.この場合は、まず同様に、「ダブル・アップ・チャンス」が必要です。

次に「獣装合体 ライオ・ホープレイ」に装備する「ZW」が必要です。1の場合と比べて、EXデッキを節約する代わりにメインデッキを食う場合になっているでしょう。

「ZW」は、基本的にX素材としての適性は低いので、その点でも注意が必要です。特に強力な「ZW-天馬双翼剣」は手札からの装備はできないため、何か解決手段を入れておくのが望ましいでしょう。

この場合もやはり、「ゼアル・コンストラクション」は優秀で、今使えない「ZW」を戻して、X素材にしやすい「ZS」に変換することで、X召喚できないという事故を減らすことができます。ただ、この場合は、すでに「ZW」でデッキ枠を取るため、「RUM」との併用は難しいかもしれません。

 

3.は、メインデッキに「ZS-昇華賢者」とその効果で手札に加える「RUM」通常魔法が必要です。

上述の通り、「RUM」は最初のXモンスターの展開には使えないため、事故に直結します。ただ、「ZS-昇華賢者」はX素材としての適性が高いので、全体でみるといい感じに収まるかもしれません。

また、「ZS-希望賢者」のおかげで、「RUM」の枚数を増やさずとも、ランク4から「ZS-昇華賢者」をリクルートし「RUM」につなげることができるため、「RUM」は最低限の枚数ですむでしょう。

一方で、EXデッキは考える必要があり、「RUM」の性質上、ランク4のXモンスターとして普通に使えるものではなく、「RUM」で出す専用のXモンスターの枠を取る必要があります。「HRUM-ユートピア・フォース」&「No.99 希望皇ホープドラグナー」を使う場合、最大限使おうとすると、X素材を4つにするために、「No.39 希望皇ホープ」「SNo.39 希望皇ホープONE」「No.99 希望皇ホープドラグナー」の3枚が必要で、出す「No.」も数種類用意する必要があります。こうなると、普通に出すランク4の枚数が乏しくなり、結局、「希望皇ホープ」に寄せたほうがよいでしょう。

なので、できれば、「No.99 希望皇ホープドラグナー」以外のランクアップ先を考えたいですが、それ以外で強力なのは、「獣装合体 ライオ・ホープレイ」くらいで、あとのXモンスターは現代のパワーに追いついてない印象です。「獣装合体 ライオ・ホープレイ」を利用する場合は、「ZW」が必要で、メインデッキの枠をさらにとります。

 

4.も同様に、メインデッキに「ZS-武装賢者」とその効果で加える「ZW」が必要です。

この場合は、EXデッキは節約できるのですが、「ZW」が「希望皇ホープ」にしか対応せず、X素材の適性も低いため、事故が気になります。

また、このセットだけを入れる場合、「ZW」の装備対象として優秀な「獣装合体 ライオ・ホープレイ」「竜装合体 ドラゴニック・ホープレイ」を使えないことに注意が必要です。

 

上記をまとめると、ある程度「希望皇ホープ」に寄せたほうが収まりがいいでしょう。

 

そもそも、「希望皇アストラル・ホープ」を最初に出すXモンスターの素材としてみたい場合には、「ゼアル・コンストラクション」と「ZS」が必要です。

 

考察2(それ以外)

それ以外の活用として、「希望皇ホープ」と全く関係なく「希望皇アストラル・ホープ」のみを使う場合が考えられます。

この場合、他の関係カードと違い、Xモンスター以外の特殊召喚制限がないため(最初にXモンスターを用意できたほうが良い)、ある程度汎用的に使うことができます。

その場合利用しやすいのは、

  1. ゼアル・コンストラクション
  2. ゼアル・フィールド
  3. オノマト選択

1.間接的に「ゼアル・コンストラクション」から「RUM」サーチにつなげることができます。また、手札を戻すカードとしても使えるかもしれない。「RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース」「RUM-アージェント・カオス・フォース」は「希望皇ホープ」と全く関係なく使えるため、候補。

2.悪いことできそうだけど、思いつかない。

3.「ガガガ」などによって、幅の広いX素材としても使える。

 

サーチできるカード全体を見ても、やはり「希望皇ホープ」に帰着する場合がほとんどですね。

 

 

 

以上です。

 

 

 

希望皇アストラル・ホープ」は「マジシャンズ・ソウルズ」のゼアル版だと思ってる節がある。

 

 

この記事を観てくださった皆様がより良い決闘生活デュエルライフを遅れますよ〜に!