机上の空論

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「カイザー・グライダー-ゴールデン・バースト」【#カード考察日記】

こんにちは。みらいです。

 

 

2か月くらいの間、

1日1枚感謝のカード考察をしていきます。

 

 

カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。

また、画面右下のボタンで、カードの確認ができます。

www.db.yugioh-card.com

CONTENTS:

 

今回のカード

カード情報

カイザー・グライダー-ゴールデン・バースト

光属性・ドラゴン族・レベル6・2400/2200

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力と同じになる。

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効果の概要

  • ①:手札から特殊召喚
  • ②:攻撃力を同じにして戦闘できる

細かく見ていきます。

 

効果の詳細

①:誘発即時効果で、自分フィールドのモンスターをリリースして発動します。自身を手札から特殊召喚します。

 

なんとも言い難い効果ですが、単純な使い方としては、アドバンス召喚のように、自分モンスターをリリースし、特殊召喚する方法です。特殊召喚であるため、アドバンス召喚よりテンポがいいのが特徴ですね。

 

次に、そのリリースを活用する方法ですね。例えば、「聖刻」であれば、このカードのレベルが6であることも合わせて相性がよいです。

 

他には、相手の効果に対するエスケープとして使う方法です。

例えば、相手の「エフェクト・ヴェーラー」の対象になってしまった自分モンスターをリリースして、効果を通すような使い方です。

 

 

②は、このカードの戦闘を補助する効果です。

出たときに、相手モンスターと同じ攻撃力にできるということで、バトル前に特殊召喚すれば、大抵相手モンスターと相打ちが狙えます。

 

 

何にも考えずに使うと、自分モンスターをリリースし、このカードを特殊召喚。相手の攻撃力をコピーして、このカードと相打ち、もしくは、他の攻撃力の低いモンスターを倒す。

というなんとも言えないカードです。

 

考察

まあ、今回は、変な使い方を考えてみましょうか。

 

闇黒世界-シャドウ・ディストピア-

というカードがあります。

例えば、「悪魔嬢リリス」のような自分モンスターをリリースして発動する効果のリリースを相手フィールドから選べるようになります。

これは、対象を取ったりする効果ではなく、効果の発動時にコストとしてリリースするため、非常に強力な除去になります。

特に、「悪魔嬢リリス」は相手ターンでも効果を使用できるため、相手ターンに相手モンスターをコストとしてリリースできます。

他にも、墓地で発動できる「幻魔皇ラビエル-天界蹂躙拳」「スターダスト・シンクロン」は条件が緩く使いやすいです。

 

では、 「カイザー・グライダー-ゴールデン・バースト」を考えてみましょうか。*1

手札から発動するため、奇襲性が高いです。

ただし、1度発動すると、フィールドに出てしまうため、他のリリースカードのような繰り返し使える特徴はありません。

 

これを特化させましょう。

例えば、フィールドに出した 「カイザー・グライダー-ゴールデン・バースト」を手札に戻せばよいのです。「ドカンポリン」は使いやすいカードでしょう。他にも「獣王無塵」や「魔神火炎砲」で手札に戻すことができます。

 

もっと変なことを考えてみましょう。

コアキメイル・デビル」というカードがあります。

メインフェイズに発動する光と闇のモンスター効果を無効にします。

単純に、「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」でフィールドのモンスターの発動する効果が無効になります。ただし、「コアキメイル」の維持効果はエンドフェイズです。

さて、「コアキメイル・デビル」は、発動した効果を無効にする効果です。つまり、コストは払うことはできます。これは、手札や墓地であっても同様です。

カイザー・グライダー-ゴールデン・バースト」は手札で発動し、コストで、モンスターをリリースします。このとき、「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」があれば、相手モンスターをリリースでき、「コアキメイル・デビル」がいれば、特殊召喚効果が無効になるため、「カイザー・グライダー-ゴールデン・バースト」は手札に残ります。

したがって、相手ターンに相手フィールドのモンスター効果を適当に封じつつ、相手モンスターをメインフェイズの好きなタイミングで除去できるようになります。(ターン1)

 

 

 

え?どうやってこの3枚をそろえるのかだって?

「知らん。そんなこと俺の管轄外だ。」

 

 

 

 

 

この記事を観てくださった皆様がより良い決闘生活デュエルライフを遅れますよ〜に!

 

*1:注意ですが、「連撃の帝王」のようなカードは発動のためのリリースを伴わないため、この使い方はできません。このカードならではの特徴というわけですね。