こんにちは。みらいです。
２か月くらいの間、
１日１枚感謝のカード考察をしていきます。
カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。
また、画面右下のボタンで、カードの確認ができます。
CONTENTS:
今回のカード
カード情報
「トランソニックバード」
闇属性・鳥獣族・儀式・レベル４・０／２４００
「音速を追う者」により降臨。
①：１ターンに１度、発動できる。手札の儀式魔法カード１枚を相手に見せ、そのカードにカード名が記された儀式モンスター１体をデッキから手札に加え、見せたカードをデッキに戻す。
②：相手ターンに１度、デッキから儀式魔法カード１枚を墓地へ送って発動できる。この効果は、その儀式魔法カード発動時の儀式召喚する効果と同じになる。
③：儀式召喚したこのカードがリリースされた場合、相手フィールドの表側表示のカード１枚を対象として発動できる。そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
「音速を追う者」
儀式魔法
「トランソニックバード」の降臨に必要。このカード名の②の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：レベルの合計が４以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「トランソニックバード」を儀式召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは、その儀式召喚にしようしたモンスターのレベルを合計したレベルになる。
②：墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの儀式モンスター１体を対象として発動できる。種族または属性がそのモンスターと同じ儀式モンスター１体をデッキから墓地へ送る。
収録カード公開‼️
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2021年7月11日
【7/17（土）発売 BURST OF DESTINY（バースト・オブ・デスティニー）】✨『トランソニックバード』✨、✨『音速を追う者』✨収録❗️
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効果の概要
「情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ！」
「そして何よりも—―。」
- ①：（起動効果）手札の儀式魔法をみせて、カード名の記された儀式モンスターをサーチ、儀式魔法はデッキに戻す。
- ②：（誘発即時）（コスト：儀式魔法を墓地へ送る）（相手ターン）この効果は墓地へ送った儀式魔法と同じ効果になる。
- ③：（誘発）（儀式召喚された自身がリリースされた場合）相手の表側表示のカードを対象にし、その効果をターン終了時まで無効。
「音速を追う者」
- ①：「トランソニックバード」を合計４以上のレベルで儀式召喚。
- ①：（追加）儀式召喚したモンスターのレベルは儀式召喚に使用したレベルの合計と同じになる。
- ②：（コスト：墓地からこのカードを除外）（対象：自分の儀式モンスター）種族か属性が同じ儀式モンスターをデッキから墓地へ送る。
細かく見ていきます。
効果の詳細
儀式モンスターと儀式魔法のセットです。
儀式魔法「音速を追う者」には、「トランソニックバード」の名前が記されています。
儀式召喚に必要なモンスターのリリースは、通常通り、手札・フィールドから用意します。
また、必要なレベルは合計４以上です。
儀式に関するルールの注意ですが、レベル条件を達成できているなら、それ以上のモンスターのリリースはできないというルールがあります。合計レベル４以上のリリースが必要であれば、
- レベル４以上のモンスター１体
- レベル３のモンスター２体など
という条件で達成できますが、この際、他にモンスターはリリースできないというルールです。必要以上にリリースできる（≒空打ち）を防止するためのルールですが、例えば、レベル３のモンスターとレベル７のモンスターのみを手札に持っている場合、「音速を追う者」を儀式召喚しようとすると、レベル３のモンスターを儀式のリリースに使うことはできません。つまり、「音速を追う者」の効果でレベルを合わせようとしても、複数体のモンスターを使うのであれば、（レベル３＋レベル３→）レベル６までしかレベル調整できません。レベルが５より高いモンスターをリリースに利用する場合は、それ１体のみを儀式のリリースにします。したがって、自由なレベル調整ができるようで、そこまででもないという「トランソニックバード」です。
「トランソニックバード」の①で、手札の儀式魔法をみせて、そのカードに記されている儀式モンスターを手札に加え、見せた儀式魔法をデッキに戻します。
カード名が記されているタイプの儀式魔法を利用します。
「トランソニックバード」の②は、相手ターンに儀式召喚する効果です。
デッキから儀式魔法を墓地へ送るため、デッキに儀式魔法を入れる必要がありますが、引いてしまっても、①の効果で戻すことができます。
また、汎用的な儀式魔法を使うことができるので、「トランソニックバード」と、
- 儀式モンスター、または、
- 通常モンスターなど
がいれば、色々な使い方ができます。
「トランソニックバード」の③は、儀式召喚した自身がリリースされたら相手のカード１枚を無効にします。
②の儀式召喚で、「トランソニックバード」をリリースに使うと利用できるようにデザインされています。
他にも、アドバンス召喚のためのリリースに使っても効果を利用できます。
「音速を追う者」の①は、「トランソニックバード」を儀式召喚する儀式魔法です。
儀式召喚する際の追加効果で、特殊召喚したモンスターのレベルを、リリースしたモンスターの合計レベルにします。注意は上述の通りです。
「トランソニックバード」のレベルを調整することで、その②の効果の儀式召喚のサポートをします。
「音速を追う者」の②は、墓地から除外することで、自分の儀式モンスターを対象にし、その種族か属性と同じ儀式モンスターをデッキから墓地に送ります。
「トランソニックバード」を儀式召喚し、そのまま②の効果を利用すれば、闇属性か鳥獣族の儀式モンスターをデッキから墓地に送るころができます。
「トランソニックバード」以外の儀式モンスターも対象にとることができるので、他に儀式モンスターを出してもそのモンスターを対象にとることができます。
以上が効果の解説です。
「トランソニックバード」で儀式モンスターをサーチでき、「トランソニックバード」の効果で儀式召喚することができるので、これだけでも儀式召喚できます。これには、カード名が記された儀式魔法である必要があります。
「音速を追う者」で儀式モンスターを墓地に送ることができるので、墓地から儀式召喚する儀式魔法とも相性が良いです。
また、「トランソニックバード」は相手ターンに儀式召喚するカードなので、儀式召喚時の効果を悪用できます。
また、他の儀式モンスター抜きで、「トランソニックバード」のみで使うこともできます。この場合、③の効果目当てで利用することになるでしょう。
考察
考察１（儀式召喚する儀式モンスター）
とりあえず儀式魔法のことは考えず、儀式召喚するモンスターを選びました。
- 「終焉の悪魔デミス」（表モンスター１体を選んで破壊する。レベル４なので扱いやすい。ただ、サーチとかは比較的しづらい。「音速を追う者」で墓地に送れるが、墓地から儀式する儀式魔法はない。）
- 「破滅の魔王ガーランドルフ」（攻撃力以下の守備力を持つモンスターを全て破壊。「破滅の儀式」があるため、サーチしやすい。レベル７。）
- 「マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX」（悪用代表。サーチとかはしづらいが、出せるとモンスター効果ロック。）
- 「霊魂鳥神－彦孔雀」（儀式召喚時相手モンスターを３体まで選んで手札に戻す。鳥。星８。「霊魂の降神」がある。）
- 「sophiaの影霊衣」（厳しい条件があるが、「トランソニックバード」でやりやすくなった。墓地に送ることができれば、「影霊衣の反魂術」で墓地から儀式召喚できる。ただし、光・魔法使い。手札からしか儀式召喚できなかったわ。）
考察２（儀式召喚する儀式魔法）
リストの最後の方以外は、カード名の記された儀式魔法。「儀式の下準備」に対応します。
「儀式の下準備」は「トランソニックバード」をサーチできます。他にも出したい儀式モンスターがいれば、そいつを持ってくることもできます。特に、儀式モンスターのカード名の記された儀式魔法に記されていない儀式モンスターを持ってくる際には重宝します。レベル７以下限定だけど。
他にも「虹光の宣告者」などを利用することも考えられます。EXデッキから直接墓地に送るなど。「マンジュ・ゴッド」はレベル４で使いやすい。「宣告者の神巫」はリリースされた場合の効果があります。
このように、「トランソニックバード」の①を全く無視して使うこともできます。
その場合は、墓地から儀式召喚できるカードを利用するとよいでしょう。「音速を追う者」の効果でデッキから儀式モンスターを直接墓地に送ることができます。
- 「オッドアイズ・アドベント」（ドラゴン族）
- 「影霊衣の反魂術」（「影霊衣」）
- 「流星機巧群」（任意の儀式モンスター。ただし、機械族をリリースする必要があり、攻撃力がリリースの条件になっている。）
- 「ヴェンデット」儀式魔法（「ヴェンデット」）
他には、汎用性の高い儀式魔法を使うなど。ただし、その場合は、通常の儀式魔法サーチとの差別化をしておきたいです。
- 「高等儀式術」（デッキの通常モンスターをいけにえに。手札から儀式召喚。）
- 「高尚儀式術」（手札の通常モンスターをリリースし、デッキから儀式召喚。）
- 「超戦士の萌芽」（手札とデッキでカオスになるように、いけにえに。手札から「カオス・ソルジャー」儀式モンスターを儀式召喚。「「カオス・ソルジャー」儀式モンスター」と書いてあるが、「カオス・ソルジャー」とは書いてないので、「トランソニックバード」で見せる儀式魔法としては使えない。ただし、「カオスの儀式」には「カオス・ソルジャー」と書いてあるので、「カオスの儀式」をみせて「カオス・ソルジャー」をサーチすることは可能。）
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