机上の空論

遊戯王をちょっと面白くする(カモ?な)記事を書いていきます。

【#遊戯王】「機械仕掛ケノ神ノ使イ」【デッキ紹介】

こんにちは。みらいです。

 

 

 

今回はデッキ紹介です。攻撃力と守備力の数値が同じ機械族を中心としたデッキ「機械仕掛ケノ神ノ使イDEUS EX MACHINA」を紹介します。

主に“機巧”モンスターを利用します。

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(“遠呂智”ちゃんごめん。)

 

 

カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。

また、画面右下のボタンで、カードの確認ができます。

www.db.yugioh-card.com

CONTENTS:

 

 

“機巧”概要

デッキの中心となる要素

まずは、基礎的な事項として、今回のデッキの中心となる“攻撃力と守備力の数値が同じモンスター”についておさらいします。

 

この記事、および私の記事や動画では、“攻撃力と守備力の数値が同じモンスター”を、「機巧伝」のモチーフから取って、“神の使い”である神使モンスターと呼んでいます。

 

基本的に、“機巧”シリーズのモンスターは、“神使機械族”を指定するようになっています。

つまり、「攻撃力と守備力の数値が同じ機械族」ということです。長いので省略してます。

 

神使モンスターを指定する“機巧”は、

です。

特に、神使機械族であることを指定するのは、下の4体です。

 

分からないですね。

 

この“機巧”モンスターズは、非常に名前が難しい。

こういった場合には、大抵、愛称を付けるのが良いです。

(読む際に脳内でカッコ内の単語で読むと理解しやすいかも)

 

今回はモチーフで行きましょう。

他にも“機巧”モンスターはいます。

これで行きましょう。

 

話を戻すと、

は、神使モンスターを指定します。

“機巧”モンスターは、そのすべてが、攻撃力と守備力が同じで、神使モンスターです。

 

“機巧”モンスターは、複数の効果を持っており、その分だけ役割を持てるくらいの効果を持っています。

例えば、「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」(キツネ)(星7)は、

  • デッキからモンスターが特殊召喚された場合に手札から特殊召喚でき、相手の召喚・特殊召喚に反応して300ダメージを与える効果を持っており、相手の展開の抑止力になります。
  • 一方で、召喚・特殊召喚に成功した場合に、相手のモンスターを対象にして、その属性と同じ属性の神使モンスターをデッキから特殊召喚できる展開効果も持っています。

 

まずは、それぞれのカードの役割と組み合わせを覚えるところからスタートです。

  • 機巧蛙-磐盾多邇具久」(カエル)(星3):(出たとき)デッキの上に神使機械を置く。(墓地から除外)墓地の神使機械を特殊召喚
  • 機巧鳥-常世宇受賣長鳴」(トリ)(星2):(起動)神使機械をリリースし、それよりレベルの低い神使機械をデッキから特殊召喚。(墓地から除外)裏側で除外された神使機械を手札に加える。
  • 機巧牙-御神尊真神」(オオカミ)(星6):(除外されたカードが6枚以上)リリースなしで召喚。(出たとき)手札のモンスターをコストに、デッキから神使モンスターを手札に加える。(破壊されたとき):除外された自分のカードを6枚デッキに戻す。
  • 機巧猪-伊服岐雹荒神」(イノシシ)(星4):(神使機械が自場にいる)手札から特殊召喚。(墓地から除外)自場の神使機械よりレベルの低い神使機械をデッキから墓地へ送り、そのレベル×100の攻守をアップ。
  • 機巧菟-稲羽之淤岐素」(ウサギ)(星1):(召喚時)手札から神使機械を特殊召喚。(墓地から除外)自場の神使機械の攻撃力と守備力を1体の神使機械に集約。

こう見ると墓地から除外して発動する効果が多いですね。(レア以下の新規は全部そうですね。)詳細は各リンクをご確認ください。

 

具体的なケースで確認してみましょう。

 

残りの“機巧”の具体的な動きも見てみましょう。

 

それでは、“機巧”モンスターの基礎はこれくらいにして、デッキ紹介に移りましょう。

 

 

デッキレシピ

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デッキ概観

デッキ全体のつくりとしては、“機巧”モンスター達に「サイバー・ドラゴン」を入れた感じです。

サイバー・ドラゴン」関係の中では、メインデッキは「サイバー・ドラゴン・ヘルツ」や「サイバー・ドラゴン・ネクステア」が神使機械族で、EXデッキでは、フィールドで「キメラテック・オーバー・ドラゴン」が、墓地では「キメラテック・メガフリート・ドラゴン」が神使機械族です。

 

上記の“機巧”を用いた展開に加えて、「サイバー・ドラゴン」の展開を交えて、モンスターを並べます。

mirai-drph.hatenablog.com

 

 

サイバー・ドラゴン」関係は、機械族・光属性に関する効果や、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」が攻撃力か守備力が2100の機械族に関する効果を利用できるようになります。

基本的に、「機巧蛙-磐盾多邇具久」(カエル)や「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」(トリ)は、素早く手札から、フィールドや墓地に置きたいカードですが、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」はそれをサポートして、展開の速度を高めてくれます。出たときの効果も展開に使える他、このデッキでは、「機巧蛙-磐盾多邇具久」(カエル)などによって、再利用がたやすいので、手札の消耗の激しさも補います。

サイバー・ドラゴン・コア」や「エマージェンシー・サイバー」は、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」をサーチするカードとして使えます。

また、最終的に「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」を立てやすくなるので、妨害や伏せカードの突破に使えます。

個人的には、「機巧嘴-八咫御先」(カラス)に有効な役割を与えられるのも高ポイント。

 

デッキの詳細

では、戦術的な部分から、具体的な動かし方まで見てみましょう。

 

第一戦術

まず、戦略として第一に、先攻1ターン目の前にやることがあります。

 

このデッキでは、先後を決められる状況であれば、必ず後攻をとります。

 

 

もちろん、「壊獣」要素を抜いて、先攻に寄せることも可能ですが、それを差し引いても後攻の方が良いです。

  • 機巧狐-宇迦之御魂稲荷」(キツネ)や「緊急ダイヤ」が相手フィールドのモンスターを前提としている
  • そもそも出てくる機械族のEXデッキのモンスターに、相手の動きの妨害ができるやつが少ない

が主な理由です。

 

この後攻戦術に従って、相手モンスターの除去や、高攻撃力の一撃を効かせています。「壊獣」もその一つですが、こちらは特に、「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」(キツネ)との相性が良いです。他の使い道もたくさんありますが、それはおいおい。

 

よって、戦術の柱になる要素は次になります。

 

サイバー・ドラゴン」の動き

では、このデッキでの「サイバー・ドラゴン」関係のカードの動きについてみていきます。

 

このデッキでは、

のが主な役割です。

 

サイバー・ドラゴン・ネクステア」につながるのは、「サイバー・ドラゴン・コア」や「エマージェンシー・サイバー」であり、すべて3枚入れているので引きやすく、かなり手札の消費とテンポが速くなります。逆に手札を捨てられるメリットでもあります。

フィールドに出た後は「サイバー・ドラゴン」扱いなので、フィールドでの役割は、

という感じです。

サイバー・ドラゴン・ネクステア」が蘇生できるのは、

です。このデッキだと、最初から使える効果でもありませんが、中盤以降は使えると思います。逆に、このカードを意識したプレイングがあってもいいでしょう。

 

サイバー・ドラゴン・ノヴァ」のための機械族レベル5には、

が利用できます。

このデッキは、「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」自体の効果も利用しやすく、

と、「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」にする前にもやることがあります。

 

そして、このデッキの「サイバー・ドラゴン」関係には、機械族・光属性につながるカードがあります。

 

「壊獣」の動き

「壊獣」は基本的に、相手モンスターの除去に使います。

 

相手フィールドに特殊召喚されるので、「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」(キツネ)で参照する属性の狙いを絞ったり、「妨げられた壊獣の眠り」でその特殊召喚のトリガーにしたり、「A・O・J ディサイシブ・アームズ」の効果の条件を満たすようにしたりと、複数組み合わせてコンボできます。それは、おいおい。

他には、「妨げられた壊獣の眠り」で自分フィールドに、「壊星壊獣ジズキエル」が出ることで、機械族のリンク素材にしたり、ランク10エクシーズの素材にします。

また、「緊急ダイヤ」がセット状態で破壊されたときのサーチ先になっています。

一応、「壊獣」の打点が少し高いですが、こちらの打点を伸ばしやすいのでどうにかなるといえばなります。

 

“機巧”と「サイバー・ドラゴン

“機巧”モンスターと「サイバー・ドラゴン」関係のシナジーを確認します。

 

上述のように、“機巧”モンスターは、神使モンスターを参照しますが、

が神使モンスターです。

どちらも光属性なので、「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」(キツネ)で光属性を参照して出すことになります。

中盤、終盤に、「機巧蛙-磐盾多邇具久」(カエル)や「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」(トリ)でサルベージして、「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」につなげると逆転の足掛かりにできます。

機巧猪-伊服岐雹荒神」(イノシシ)でデッキから墓地へ送るモンスターとして、「サイバー・ドラゴン・ヘルツ」は使いやすく、墓地の「サイバー・ドラゴン・ネクステア」などを回収して、アドバンテージを回収できます。

機巧牙-御神尊真神」(オオカミ)からサーチするモンスターとして、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」を加えると、手札消費は激しいですが、一気に展開がつながります。

機巧嘴-八咫御先」(カラス)はレベル5なので、「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」の素材になります。“機巧”と「サイバー・ドラゴン」は、どちらも召喚したいテーマなので、追加召喚は有用な効果でしょう。

サイバー・リペア・プラント」が機械族・光属性につなげてくれるので、「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」(トリ)や「機巧嘴-八咫御先」(カラス)を手札に加えることができます。

 

サイバー・ドラゴン」と「壊獣」

このデッキでの「サイバー・ドラゴン」と「壊獣」のシナジーについて。普通の「サイバー・ドラゴン」デッキとも共通しますね。

 

壊星壊獣ジズキエル」の攻撃力は3300ありますが、「サイバー・ドラゴン・ズィーガー」や「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」が2100アップできるので、比較的倒しやすいです。

妨げられた壊獣の眠り」によって、自分のフィールドに「壊星壊獣ジズキエル」を出して機械族の素材にできます。

サイバー・リペア・プラント」で、「壊星壊獣ジズキエル」を手札に加えることができます。

攻撃表示で出るので、「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」でX素材にするのもよいでしょう。

また、「壊星壊獣ジズキエル」以外の「壊獣」は機械族でないので、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」以降使えないことに注意しましょう。

 

「壊獣」と“機巧”

このデッキでの「壊獣」と“機巧”のシナジーを確認しましょう。

 

機巧狐-宇迦之御魂稲荷」(キツネ)は相手モンスターの属性を参照しますが、「妨げられた壊獣の眠り」で好きに指定できます。墓地効果と合わせて2回利用できます。このデッキだと、

これで、光・風・闇の神使モンスターにつながります。

特種召喚できるモンスターは、上記の通りですが、このデッキで重要なのは、光属性以外では、「機巧蛇-叢雲遠呂智」(ヘビ)です。

リソースの減りが大きいので、毎ターン特殊召喚できる「機巧蛇-叢雲遠呂智」(ヘビ)は優秀で、できるだけ素早く墓地へ送りたいですが、レベル8なので、「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」(トリ)や「機巧猪-伊服岐雹荒神」(イノシシ)で出すのが難しくなっています。このデッキでは、他に手札に加えることができるカードはありますが、「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」(キツネ)で容易に特殊召喚できるのは利点になります。

一応、「壊星壊獣ジズキエル」は「サイバー・リペア・プラント」「緊急ダイヤ」でサーチできます。

 

その他

ここまで、機械族を並べられることは解説しましたが、そこからできることを解説します。主に具体的なEXデッキの活用です。

 

ユニオン・キャリアー」は、同じ種族か属性でリンク召喚できます。機械族を並べられれば、簡単に出すことができます。

リンク召喚することで、実質的な任意の1枚の墓地肥やしができます。自身が機械族であるので、同じ種族を装備できることからデッキから機械族を装備し、自身を墓地へ送ることができれば、デッキから墓地へ送ることができることになります。ただし、自身に装備する場合は、リンク召喚したターンは自身をリンク素材にできないので、別の方法で墓地へ送る必要があります。このデッキだと、それなりにパターンがあり、

などできるので、他のモンスターに装備してフィールドから墓地へ送る以外の選択もできます。

また、装備したモンスターはそのターン特殊召喚できないので、活用するには、墓地での効果を活用することになります。「機巧蛙-磐盾多邇具久」(カエル)や「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」(トリ)の効果はかなり使えます。ただし、どちらも優先度が高く、墓地へ送りやすくなっているので、他のモンスターがあってもよいです。このデッキでは、「機巧猪-伊服岐雹荒神」(イノシシ)がいるので、経由することで、特殊召喚できるモンスターをデッキから墓地へ送ることができます。例えば、「ブンボーグ001」を墓地へ送って効果を使うなど考えまれます。他には、後述の「A・O・J ディサイシブ・アームズ」を対象にして「機巧蛇-叢雲遠呂智」(ヘビ)を墓地へ送るなどもよいです。

 

次は、「水晶機巧-ハリファイバー」ですが、このデッキで素材になるのは、

で、下4体はデッキから特殊召喚できます。また、「ブンボーグ001」のほかに「アンノウン・シンクロン」は、神使モンスターで、「幻獣機オライオン」の効果で出る「幻獣機トークン」も神使モンスターです。「機巧伝-神使記紀図」のカウンターを貯めるのに役立ちます。

基本的に、「幻獣機アウローラドン」のリンク素材にするのみの活用で、同じ数のモンスターでリンクを伸ばすことができます。この場合特殊召喚するのは、「ブンボーグ001」や「ジェット・シンクロン」で、墓地にいっても効果を使えます。

枚数的には、「ブンボーグ001」が優秀ですが、「ジェット・シンクロン」も手札を墓地へ送ることができる利点があります。

あと、これらを墓地へ送ることで、ランク1エクシーズがしやすくなります。「ジェット・シンクロン」をエクシーズ素材にすることで、墓地から特殊召喚しても1度くらいは除外されずに再利用できます。

 

幻獣機アウローラドン」は、「水晶機巧-ハリファイバー」からも出しますが、普通に機械族3体を並べて出すこともあります。

幻獣機アウローラドン」を出した後は使用法がほぼ決まっていて、特別な状況で破壊効果を使いたい場合でない限り、次のようなルートにします。

  1. 幻獣機アウローラドン」で、「幻獣機トークン」3体を特殊召喚
  2. 幻獣機アウローラドン」の起動効果で、「幻獣機アウローラドン」と「幻獣機トークン」をリリースし、「幻獣機オライオン」を特殊召喚*3
  3. 幻獣機オライオン」と「幻獣機トークン」で、「アクセル・シンクロン」をシンクロ召喚。このとき、「幻獣機オライオン」の効果で「幻獣機トークン」を特殊召喚
  4. アクセル・シンクロン」の起動効果で、デッキから「ジェット・シンクロン」を墓地へ送り、レベルを4にする。
  5. 「幻獣機トークン」2体と「アクセル・シンクロン」で、「A・O・J ディサイシブ・アームズ」(レベル10)をシンクロ召喚

これによって、モンスターゾーンの空きが、EXモンスターゾーン合わせて、4つ以上あれば、「幻獣機アウローラドン」から「A・O・J ディサイシブ・アームズ」を出すことができます。単体では、「A・O・J ディサイシブ・アームズ」の性能は高くはないですが、神使機械族であるので、このデッキではあらゆるサポートを受けられます。

ただし、「A・O・J ディサイシブ・アームズ」を召喚するには、基本的には「幻獣機アウローラドンからしか出さないので、出しにくいことは出しにくい。

 

竜輝巧-ファフμβ’」は、レベル1×2体で出せる機械族のエクシーズモンスターです。このカード自体は、神使モンスターではありません。

デッキから「流星輝巧群」(すでに手札・墓地にあれば「竜儀巧-メテオニス=DRA」)を墓地へ送ります。「流星輝巧群」は攻撃力を下げてすぐに手札に戻すことができます。「竜儀巧-メテオニス=DRA」は神使機械なので、「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」(トリ)で加えられる他、「エマージェンシー・サイバー」でもサーチできます。

このようにすぐに使える状況であれば、回収して使ってよいでしょうが、このデッキでは、「天霆號アーゼウス」を重ねます。奴は神使モンスターです。「竜輝巧-ファフμβ’」は素の攻撃力が2000あり、このデッキは打点や除去のサポートもあるので、戦闘をこなすのは比較的容易です。一応、「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」などが戦闘を行った場合でも、こちらに重ねてエクシーズ召喚できます。重ねる場合は、「流星輝巧群」を回収してからにしましょう。発動できずとも、「ジェット・シンクロン」のコストになるので、有用です。

このデッキでは、

がレベル1です。特に、上記のように、「ジェット・シンクロン」は扱いやすく、また、展開の都合上、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」が余りがちなので、素材に利用できます。

 

竜儀巧-メテオニス=DRA」は儀式モンスターです。レベル12なので、普通の儀式だと難しいかもですが、「流星輝巧群」で儀式召喚できます。その場合、攻撃力を参照して儀式召喚する*4ので、攻撃力の上げやすい「サイバー・ドラゴン」と相性は良いです。4000以上になるようにリリースしなければならないですが、

が使いやすいでしょう。

特に、「竜儀巧-メテオニス=DRA」の効果で、リリースしたモンスターのレベルが2以下ならば、全体攻撃できるようになるので、「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」や「サイバー・ドラゴン・ズィーガー」をリリースして出せば、その条件を達成できます。

 

最後に、「超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ」です。

こいつは、「超弩級砲塔列車グスタフ・マックス」に重ねて出します。つまり、実質レベル10モンスター2体を必要とします。どちらも神使モンスターです。

普通は、レベル10中心でもなければ出すのは難しいですが、このデッキでは、

がエクシーズ素材になります。

このデッキでは、どれもそれなりに出しやすく、特に、上3つは神使機械族なので、「機巧蛙-磐盾多邇具久」(カエル)で蘇生が効き、「アクセル・シンクロン」は守備力2100の機械族なので、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」で蘇生できます。

例えば、

このデッキでのこのカードの最大の利点は、展開を万全に通すと、一撃で決着を付けられてしまうと相手に警戒させることです。もちろん、1戦目では警戒しないでしょうが、デュエルを繰り返すと効いてきます。つまり、相手の妨害ポイントが分かりやすくなることが利点です。うまく相手の妨害を読み、かいくぐって攻撃を通していきましょう。

 

デッキのこだわり

デッキのこだわり的には、

  • モンスターは、EXデッキ含め基本的に神使機械族で固める
  • 機巧狐-宇迦之御魂稲荷」(キツネ)のために、メインデッキに6属性の神使モンスターを入れておく

ことを決めて作り始めました。

後半の条件は当然として、前半は「サイバー・ドラゴン」を利用する前提があったことが主な要因です。「サイバー・ドラゴン・ネクステア」の効果使用後は、機械族しか特殊召喚できないので、最終的に機械族以外は使いにくくなってくるだろうという考えの元にこの条件を入れてます。また、うまくいけば、神使機械族として、“機巧”のサポートを受けられるという打算もありました。

機巧狐-宇迦之御魂稲荷」(キツネ)のためのそれぞれの属性の神使モンスターのバリエーションをもうちょっと出してもよかった気もしますが、現状のカードプールだとつーかこれが限界。

 

最終的に、勝負をつける切り札的モンスターまでも神使機械族で固めることができたのは完全に偶然で、どでかい機械族が並んで相手を圧倒する動きは、かなり完成度の高いものになっていると思います。具体的には、

は全て神使機械族です。あと、地味にエクシーズモンスターが多いですが、全部ランクが違います。結構珍しい。

これらが神使モンスターであることの主なシナジーは、「機巧伝-神使記紀図」で効果が制限されないことですが、「機巧蛙-磐盾多邇具久」(カエル)で蘇生できるなどほかのメリットもあります。

 

ここまでのコンセプトで、フィールドにモンスターを展開することが得意なことは分かっていたので、ここから切り札を決めていったのですが、対抗したアイデアは、

  1. シンクロモンスター(機械族)を切り札にする
  2. リンクモンスター(機械族)を切り札にする

事です。

まず、1ですが、機械族のシンクロモンスターはかなり層が厚く、強力なものも多いです。「アクセル・シンクロン」が守備力2100で、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」の蘇生に対応していることと、「スターダスト・シンクロン」という扱いやすい機械族・光属性がいることから、展開をシンクロ召喚に寄せて作ることも可能でした。また、「カラクリ」も強力だったので、機械族としては最も取りやすい戦略でしたが、最終的に神使機械とは離れた動きになることと、EXデッキの枠を取りすぎるので(元々「サイバー・ドラゴン」系でEXデッキは圧迫されてた)、シンクロモンスターはできるだけ減らすことにしました。「水晶機巧-グリオンガンド」くらいは使いたかった…。

次に、2のリンクモンスター路線ですが、一応、リンクモンスターにも「揚陸群艦アンブロエール」という面白いやつがいて、リンクモンスターであれば、「機巧伝-神使記紀図」の制限も受けないので、悪くはないんですが、やはり「幻獣機アウローラドン」でリンク召喚の制限がかかってしまうため、「幻獣機アウローラドン」を使うならば、リンクモンスターを出すテンポが悪くなる点を考慮して(元々このデッキはテンポが速い)、リンクモンスターも展開系に絞りました。

まあ、結局それぞれの展開のいいところを取って、最終的な神使機械族モンスターにつなげるという感じでしょうか。何気にすべての召喚法を使いますね。

 

あと「タイムカプセル」使いたかったけど、色々悩んでる間に「スモール・ワールド」が出てしまった。「スモール・ワールド」は、このデッキだと、万能サーチ&裏側除外の確保ができる最強カードです。

 

そのほか

このデッキを使用したデュエルです。解説した動きは大体やってます。

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この記事を観てくださった皆様がより良い決闘生活デュエルライフを遅れますよ〜に!

 

*1:レシピはこちらが正しいです。まあ、割とどっちでもいいですが。

*2:この場合、戦闘後にもう一度特殊召喚することで、リンク素材に使うこともできます

*3:他にモンスターがいればそれでもよい。「幻獣機トークン」2体を残す。

*4:儀式召喚するモンスターの攻撃力以上になるように、手札・フィールドの機械族モンスターをリリースして」