こんにちは。みらいです。
今回は「ドラグマ」によるエクストラデッキの間違った活用法を考えていきます。
はじめに
「ドラグマ」について簡単に解説しておきます。
EXデッキに関わる効果を持ったカテゴリで手札からの特殊召喚が容易なモンスター達とサーチやリクルートできるカードを多く持っているテーマです。
その中でも今回注目するのは「教導の大神祗官」に代表されるEXデッキからの墓地肥やしです。
「教導の大神祗官」
光属性・魔法使い族・レベル8・1500/3000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の墓地から融合・S・X・リンクモンスター1体を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:自分メインフェイズに発動できる。自分のEXデッキからカード名が異なるモンスター2体を墓地へ送る。相手は自身のEXデッキからモンスター2体を墓地へ送る。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
「天底の使徒」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。その後、墓地へ送ったモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ、「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を自分のデッキ・墓地から選んで手札に加える。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つモンスター1体を自分のEXデッキから墓地へ送り、対象のモンスターを破壊する。このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
EXデッキからの墓地肥やしは「ドラグマ」のメインギミックです。
普通は「旧神ヌトス」など墓地で発動する効果をもつEXデッキのモンスターを送るのでしょうが、少し違った視点で見てみましょう。
EXデッキのモンスターを活用する
「ゲールドグラ」などとの違い
EXデッキから直接墓地に送るような効果は以前からもありました。「ゲール・ドグラ」「轟雷帝ザボルグ」「おろかな重葬」「サイバー・ダーク」etc.
これらのカード達との大きな違いは、カテゴリ化されていて*1リスクなどなく展開を行うことができることです。
つまり、召喚権を別のことに使うことができたり、準備に使うカードが少なかったりと容易にコンボを行うことができるようになっているわけです。また、コンボが動かなかったときでさえ、「ドラグマ」は簡易な展開を行うことができるでしょう。(ただし、ギミック的であるため、デッキ枠をそこそことる。)
しかしながら、デメリットとして、基本、「ドラグマ」は使用後に“EXデッキから特殊召喚できない”制約がつきます。
これらのメリット・デメリットを考えてコンボを考えていきましょう。
なお、使えるEXデッキのモンスターには共通点もあります。それは出しやすいモンスターを使っても意味がないということです。
「旧神ヌトス」など墓地で発動する効果
「旧神ヌトス」
「旧神ヌトス」
光属性・天使族・融合・レベル4・2500/1200
Sモンスター+Xモンスター
自分フィールドの上記カードを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。自分は「旧神ヌトス」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。②:このカードが墓地へ送られた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
「ドラグマ」では、万能除去として必須カード扱いされているカードですね。2ターン目以降であれば、ほぼ状況を選ばずアドをとることができます。
「エルシャドール」
「エルシャドール」、つまり融合体「シャドール」は墓地に送られた場合の効果をもっています。基本的な効果は「シャドール」魔法・罠を回収する効果ですが、次の「エルシャドール・アプカローネ」はデッキからのサーチ効果になっています。
闇属性・魔法使い族・融合・レベル6・2500/2000
属性が異なる「シャドール」モンスター×2
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードの効果を無効にする。②:このカードは戦闘では破壊されない。③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「シャドール」カード1枚を選んで手札に加える。その後、手札を1枚選んで捨てる。
デッキ枠に優しい活用として、「シャドール・ドラゴン」や「シャドール・ビースト」が挙げられます。
思い切って「シャドール」構築に寄せるのもありだと思います。(後述の融合関連も参照)
「PSYフレームロード・Ω」
「PSYフレームロード・Ω」
光属性・サイキック族・シンクロ・レベル8・2800/2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。②:相手スタンバイフェイズに、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地に戻す。③:このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。
EXデッキリソースを回復することができます。また、相手の墓地活用を妨げたり。
便利のいい一枚なので、採用優先度は高いでしょう。
「ウィンドペガサス@イグニスター」
「ウィンドペガサス@イグニスター」
風属性・サイバース族・シンクロ・レベル7・2300/1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。自分フィールドの「@イグニスター」モンスターの数まで、相手フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。②:このカードがフィールド・墓地に存在する状態で、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、このカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。
受動的な、しかしながら「旧神ヌトス」より強力な除去を行うことができます。
相手による破壊前提なので、アドはとりづらいですが、牽制の一手にもなります。使い勝手が違うので「旧神ヌトス」と比較することは難しいですが、汎用性の面からも、採用優先度はそれなりに高いでしょう。
「虹光の宣告者」
「虹光の宣告者」
光属性・天使族・シンクロ・レベル4・600/1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いの手札・デッキから墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。②:モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。
儀式サーチを行うこのカードですが、そのステータスの低さから「天底の使徒」や「ドラグマ・パニッシュメント」では送りづらいという。「教導の大神祗官」で送るのが重になると思いますが、それだけで儀式をデッキに入れるかと言われると…。
「化石」
「中生代化石騎士 スカルナイト」
地属性・岩石族 ・融合・レベル6・2400/1100
岩石族モンスター+レベル5・6のモンスター
このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。②:このカードの攻撃でモンスターを破壊した時に発動できる。このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。③:墓地のこのカードを除外し、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
「旧神ヌトス」より範囲は狭いですが、起動効果で使うことができるので、第1ターンに墓地に置く、もしくは相手の展開前に墓地においておく、といったことができます。純粋に「旧神ヌトス」の4枚目と見ても構わないでしょう。
他にも「化石」関連カードには墓地効果をもっている融合モンスターがいるので、「化石」型「ドラグマ」も見られるかもしれないですね。
「灰燼竜バスタード」
「灰燼竜バスタード」
闇属性・ドラゴン族・融合・レベル8・2500/2000
「アルバスの落胤」+攻撃力2500以上のモンスター
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの元々のレベルの合計×100アップする。②:このカードが融合召喚に成功したターン、このカードはEXデッキから特殊召喚された他のモンスターが発動した効果を受けない。③:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。デッキから「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
タイムラグはありますが、「ドラグマ」モンスターをリクルートできるので、強力にアドバンテージをとることを期待できます。
融合サポート
「ドラグマ」では「灰燼竜バスタード」を出すことも考えられます。よって、そのサポートが可能な融合関連のカードを考えるのは自然でしょう。
闇属性・植物族・融合・レベル7・2500/2000
「捕食植物」モンスター+闇属性モンスター
①:1ターンに1度、このカードのレベル以下のレベルを持つフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。②:このカードが相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。ターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力は1000ダウンし、このカードの攻撃力は1000アップする。③:このカードが墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズに発動できる。デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
タイムラグがありますが、広めの融合サーチ効果をもっています。基本的にEXデッキからの墓地肥やしはその後EXデッキからの特殊召喚ができなくなるので、そこまで気にはならないかな?
「サイバー・エタニティ・ドラゴン」
光属性・機械族・融合・レベル10・2800/4000
「サイバー・ドラゴン」モンスター+機械族モンスター×2
①:自分の墓地に機械族の融合モンスターが存在する場合、このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。②:融合召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「サイバー・ドラゴン」1体を選んで特殊召喚する。③:墓地のこのカードを除外して発動できる。このターン、自分フィールドの融合モンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
融合モンスターに耐性を与えることができます。ただし、限定的なので、汎用性は低いか。
「月光舞剣虎姫」
闇属性・獣戦士族・融合・レベル9・3000/2600
「ムーンライト」モンスター×3
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力は、お互いの墓地の獣戦士族モンスター及び除外されている獣戦士族モンスターの数×200アップする。②:このカードは相手の効果の対象にならない。③:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで3000アップする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
融合モンスターに強力なバフをつけます。速攻性、奇襲性は低いですが、上昇値だけにそれなりに期待できる効果ではあるでしょう。
「ミラクルシンクロフュージョン」
ここでは「ミラクルシンクロフュージョン」に代表されるEXデッキのモンスターを素材にする融合モンスターについて考えていきます。ただし、基本的にEXデッキからの墓地送りを使用したターンはEXデッキからの特殊召喚はできないので、早さにかけるのがネック。「死魂融合」を使うといいかもしれない。
ちなみに、「ミラクルシンクロフュージョン」は先述の「捕食植物キメラフレア」でサーチできます。
「ナチュル・エクストリオ」
「ナチュル・エクストリオ」
地属性・獣族・融合・レベル10・2800/2400
「ナチュル・ビースト」+「ナチュル・パルキオン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。①:魔法・罠カードが発動した時、自分の墓地のカード1枚を除外し、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、その発動を無効にし破壊する。
よく「デビル・フランケン」で出される子ですね。正規融合するためには2体の指定された素材モンスターが必要なので、準備は面倒ですが、一度融合で出せば蘇生もできるし〜、と考えればそれなりに安いか…?
「覇王龍ズァーク」
「覇王龍ズァーク」
闇属性・ドラゴン族・融合/ペンデュラム・レベル12・4000/4000
ペンデュラム効果①:このカードがPゾーンに存在する限り、相手フィールドの融合・S・Xモンスターは効果を発動できない。②:1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた時に発動できる。そのカードを破壊する。
カードテキストドラゴン族の融合・S・X・Pモンスター1体ずつ合計4体
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドのカードを全て破壊する。②:このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。デッキ・EXデッキから「覇王眷竜」モンスター1体を特殊召喚する。④:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。
4体の素材は必要ですが、普通に出したやつを融合するよりは楽なはず…。その余裕があれば、ですが。
「波動竜騎士 ドラゴエクィテス」
「波動竜騎士 ドラゴエクィテス」
風属性・ドラゴン族・融合・レベル10・3200/2000
ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
個人的推し。色々使えます。後述の「ファントム・オブ・カオス」の項も参照。
「ファントム・オブ・カオス」
ここでは「ファントム・オブ・カオス」のみではなく、「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」なども含めた墓地のモンスターの効果をコピーすることに注目します。
「ゴヨウ・エンペラー」
「ゴヨウ・エンペラー」
地属性・戦士族・融合・レベル10・3300/2500
戦士族・地属性のSモンスター×2
①:このカードまたは元々の持ち主が相手となる自分のモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。破壊したそのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。②:相手がモンスターを特殊召喚した時、自分フィールドの戦士族・地属性のSモンスター1体をリリースして発動できる。そのモンスターのコントロールを得る。③:表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。自分フィールドの全てのモンスターのコントロールは、元々の持ち主に戻る。
効果をコピーして、相手モンスターをパクると、③を気にせることが無くなります。結構面白い。
「暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ」
「暗黒崩壊邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ」
闇属性・悪魔族・融合・レベル10・4500/3000
「暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ」×3
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。①:フィールドのこのカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。②:このカードの攻撃宣言時に発動する。相手のLPを半分にする。③:このカードの攻撃でモンスターを破壊した時に発動できる。このバトルフェイズ中、このカードはもう1度だけ攻撃できる。④:自分が効果ダメージを受けた場合に発動する。受けたダメージの数値分だけ相手にダメージを与える。
相手のライフをアホほど減らすことができます。「ファントム・オブ・カオス」でコピーしても、基本相手のライフを1/4にしてくれるので、強そう。
「アルティミトル」
「究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン」
闇属性・ドラゴン族・シンクロ・レベル0・0/0
ルール上、このカードのレベルは12として扱う。このカードはS召喚できず、自分フィールドのレベル8以上で同じレベルの、チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。①:このカードは効果では破壊されず、攻撃力はフィールドのモンスターの数×1000アップする。②:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。お互いのフィールドに同じ数だけ、「邪眼神トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。このターンこのカードは攻撃できない。
「ファントム・オブ・カオス」でコピーして、攻撃力高いやつを出してもいいし*2、「波動竜騎士 ドラゴエクィテス」でコピーしてトークンからリンク召喚すれば、強い展開が期待できるかもしれない。
「ドラグマ」自体の活用について
「ドラグマ」は光属性・魔法使い族のテーマです。
効果の特性以外の特徴は特殊召喚しやすくサーチ・リクルートが整っているテーマです。ただし、EXデッキから特殊召喚されたモンスター(以下、EXモンスター)がフィールドにいることが条件になっているので、その点も少し考慮しましょう。(相手を待ってもいいのですが、能動的に動けることも大事です。)
1体目のEXモンスターをだす
使いやすいモンスターはリンクモンスターです。特に、リンク1のモンスターはモンスター1体で出せるので、コスパが良く、使いやすくもあります。
「転生炎獣アルミラージ」
「転生炎獣アルミラージ」
炎属性・サイバース族・リンク1/右下・0
通常召喚された攻撃力1000以下のモンスター1体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードをリリースし、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは相手の効果では破壊されない。この効果は相手ターンでも発動できる。②:このカードが墓地に存在し、通常召喚された自分のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。このカードを特殊召喚する。
「ドラグマ」で通常召喚できる攻撃力1000以下は「教導の天啓アディン」しかいませんが、採用枚数によっては必要かもしれません。
「転生炎獣ベイルリンクス」
「転生炎獣ベイルリンクス」
炎属性・サイバース族・リンク1/下・500
レベル4以下のサイバース族モンスター1体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「転生炎獣の聖域」1枚を手札に加える。②:自分フィールドの「サラマングレイト」カードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
「リングリボー」も互換。何かサイバース族を入れたら、採用も考えられるでしょう。特に、サイバース族は特殊召喚に長けているので、さらに展開したいのであれば、それらと混ぜるのもいいかもしれません。ただし、サイバース族制約や「ドラグマ」の制約があるので、相性はそんなによくないかもしれない。
「ストライカー・ドラゴン」
「ストライカー・ドラゴン」
闇属性・ドラゴン族・リンク1/左・1000
レベル4以下のドラゴン族モンスター1体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「リボルブート・セクター」1枚を手札に加える。②:自分フィールドの表側表示モンスター1体と自分の墓地の「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。対象のフィールドのモンスターを破壊し、対象の墓地のモンスターを手札に加える。
星4以下のドラゴンで出せるので、出しやすく、特に、「ヴァレット」には「クイック・リボルブ」があるので、召喚権を節約しながらだすこともできるでしょう。ただし、「ドラグマ」がサブ的な役割になるかもしれません。
「星杯竜イムドゥーク」
「星杯竜イムドゥーク」
風属性・ドラゴン族・リンク1/上・800
トークン以外の通常モンスター1体
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「星杯」モンスター1体を召喚できる。②:このカードがこのカードのリンク先の相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターを破壊する。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
特殊召喚しやすいようで実は採用しにくいリンク1ですが、「バージェストマ」などを使うといいかもしれません。出した後がネック。
「セラの蟲惑魔」
「セラの蟲惑魔」
地属性・植物族・リンク1/下・800
リンクモンスター以外の「蟲惑魔」モンスター1体
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:リンク召喚したこのカードは罠カードの効果を受けない。②:通常罠カードが発動した場合に発動できる。同名カードが自分フィールドに存在しない「蟲惑魔」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。③:このカード以外の自分の「蟲惑魔」モンスターの効果が発動した場合に発動できる。デッキから「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
「蟲惑魔」を入れる必要があり、召喚権も使いますが、バックが硬くなります。また、「蟲惑魔」の展開力不足を補うことも考えられますが、枠的にきつそう。
「天威の拳僧」
「天威の拳僧」
地属性・幻竜族・リンク1/下・1000
リンクモンスター以外の「天威」モンスター1体
「天威」は1体目の特殊召喚がしやすく即座にリンク1をたてることができます。特に、「天威龍-ヴィシュダ」はおすすめ。
「副話術士クララ&ルーシカ」
「副話術士クララ&ルーシカ」
地属性・魔法使い族・リンク1/上・0
通常召喚されたモンスター1体
このカードのリンク召喚はメインフェイズ2でしか行えない。
枠が余ったら入れておきたいカードですかね。あって損はないでしょうが、使うタイミングは少なそう。
リンク2
あとは、並べる効果を利用して出しやすいリンク2を出すとかですかね。そこまでは流石に広範すぎる内容なので、割愛。
融合
各融合テーマ(特に、強力な融合魔法を持っているテーマ「シャドール」、「召喚獣」etc.)の取り合わせも悪くありません。つまり、融合魔法1枚でEXデッキからの特殊召喚を行うわけです。しかし、準備か手札が必要です。
「ドラグマ」のシナジー
「ドラグマ」とシナジーが合うようなテーマを考えていきましょう。
「憑依解放」
サーチを担う「教導の聖女エクレシア」は守備力1500の魔法使いです。
光属性・魔法使い族・レベル4・1500/1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「教導の聖女エクレシア」以外の「ドラグマ」カード1枚を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。③:このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
「憑依解放」は自分のモンスターを守備力1500の魔法使いリクルーターに変えるカードですので、光以外のモンスターが*3が入れば、採用も検討できるでしょう。
「ドラグマ霊使い」も面白いかもしれません。
「魔導書」
「ルドラの魔導書」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:「ルドラの魔導書」以外の自分の手札・フィールドの「魔導書」カード1枚または自分フィールドの魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、自分はデッキから2枚ドローする。
「ルドラの魔導書」は自場の魔法使い族を要求するため、召喚権を使う必要がよくありました。しかし、「ドラグマ」は特殊召喚に長けたテーマでもあるので、この条件をクリアしやすくなっています。また、「魔導書」のサーチを行うことのできる「魔導原典 クロウリー」の素材に「ドラグマ」を使うのも有用でしょう。
この「ルドラの魔導書」やそれをサーチする「グリモの魔導書」、 (召喚権があれば)それらをサーチできる「魔導書士 バテル」を入れるのも十分考えられるでしょう。
また、いっそのこと「魔導書」をカテゴリごと混ぜるのもいいかもしれません。
「神聖魔皇后セレーネ」
「神聖魔皇后セレーネ」
光属性・魔法使い族・リンク3/右下、下、左下・1850
魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。②:フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。③:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
特殊召喚しやすい魔法使いですので、こういったモンスターの素材になることもできます。ただし、そこそこ場持ちのいい「ドラグマ」を素材に使うからにはそれなりの効果が必要です。蘇生はそれに適っているでしょう。
未使用の「教導の聖女エクレシア」を素材に使って蘇生させることで、サーチ効果も使うことができます。
まとめ
ここまでで、内容は以上になります。
色々書いているようで、具体的なことは何も言っていないので、 雲を掴むようかもしれませんが、何かの参考になればと思います。
余談
少し前から思っていたんですが、EXデッキのリソース化が顕著になってますね。特に、このデッキはモロにそういうデッキといえるでしょう。他の例でいえば、「強欲で金満な壺」とか。15枚以下であるという制限の元でのデザインともいえますが、EXデッキも今では4種類がカード枠を取り合う状況ですので、そろそろ増やして欲しいものです。
「記憶破壊者」というカードがあってじゃな。その昔は“融合デッキ”の枚数に制限がなく、こいつがめちゃつよだった時代があったらしいのじゃ。ここら辺はWikiを見ると面白いかもしれない。
この記事を観てくださった皆様がより良い