こんにちは。みらいです。
２か月くらいの間、
１日１枚感謝のカード考察をしていきます。
カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。
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【#遊戯王OCGタイムズ】
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2021年7月9日
本日公開しました新カードの一覧です！
『BURST OF DESTINY』は、来週7/17(土)発売！ pic.twitter.com/r4g5zByrUt
CONTENTS:
今回のカード
カード情報
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」
闇属性・戦士族・融合・レベル８・２５００／２１００
レベル６以上の「HERO」モンスター＋「D-HERO」モンスター
このカード名の②③の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：相手フィールドのモンスターの攻撃力は、自分の墓地の「HERO」カードの数×２００ダウンする。
②：自分・相手ターンに発動できる。自分フィールドのカード１枚とフィールドのカード１枚を選んで破壊する。
③：このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。次のターンのスタンバイフェイスに、自分の墓地から「D-HERO」モンスター１体を選んで特殊召喚する。
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本日公開しました新カードの一覧です！
『BURST OF DESTINY』は、来週7/17(土)発売！ pic.twitter.com/r4g5zByrUt
効果の概要
「シャイニング・フェニックスガイ」君は泣いていい。
- （融合素材）星６以上の「HERO」と「D-HERO」
- ①（永続）相手の攻撃力を、墓地の「HERO」カード×２００ダウン。
- ②（誘発即時）：自分カード１体と場のカード１枚を選んで破壊する。
- ③（誘発）（戦闘・効果で破壊された場合）：次のスタンバイフェイズに墓地の「D-HERO」を特殊召喚。
細かく見ていきます。
効果の詳細
まず、融合モンスターです。
レベル６以上の「HERO」と「D-HERO」モンスターで融合できます。
特殊召喚の制限は特になく、また融合素材も「D-HERO」でなく「HERO」で良いので、出しやすくなっています。ただ、他方の融合素材に「D-HERO」を指定するため、他の「HERO」で使うには一工夫要りそうです。
①は、相手モンスターにデバフを巻きます。
少なくとも「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の融合素材に２体の「HERO」を使うはずなので、相手モンスターの攻撃力は４００下がり、２９００までは対応できそうです。
「HERO」の数を参照するので、「E・HERO エアーマン」などの「HERO」汎用モンスターも数えられます。
②は、誘発即時効果で、自分フィールドのカード１枚とフィールドのカード１枚を破壊します。
対象を取らない破壊かつ誘発即時なので、強力な除去です。
また、互いのカードを１枚ずつ破壊するような効果テキストですが、自分のカードとフィールドのカードを破壊する効果なので、自分のカード２枚を破壊することもできます。
①と合わせて単純に、妨害する置物としても使いやすいですが、自分のカードをタイミング逃すことなく破壊でき、メリットもあるカードになります。
また、③を能動的に発動することもできます。
③は、自身が戦闘・効果で破壊された場合に、次のスタンバイフェイズに、自分の墓地から「D-HERO」を特殊召喚する効果です。
まず、破壊されたタイミングで発動します。特殊召喚するのは次のターンのスタンバイフェイズです。蘇生するモンスターは自身でもよいため、無限に復活するモンスターとして使えます。
蘇生するのは、「D-HERO」なので、他の効果よりは制限されますね。
考察
考察１（融合素材１について）
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」は、融合素材に星６以上の「HERO」を指定します。素材にできるモンスターは、元のレベルで７７種類おり、使いやすそうなのをピックアップします。
- 「D－HERO ディアボリックガイ」（アナザーワン！）
- 「D-HERO ドレッドガイ」
- 「D-HERO デッドリーガイ」（融合モンスターだが、「V・HERO ヴァイオン」から出しやすく、墓地肥やしも使いやすい。）
- 「D-HERO Bloo-D」「D-HERO ドグマガイ」（手札に加えやすいけど、同時に墓地から回収しづらい）
- 「E・HERO オネスティ・ネオス」（「HERO」の攻撃力効果なので、汎用的。）
- 「E・HERO ネオス」（通常モンスターなので使いやすい。「NEXT」も使いやすい。融合素材に記されたモンスターなので、「融合派兵」を使える。）
- 「E-HERO マリシャス・エッジ」（「E-HERO シニスター・ネクロム」から墓地リソースだけで特殊召喚できる。）
- 「X・HERO ヘル・デバイサー」（リンクモンスターだが、素材を集めることができる。ただし、「D-HERO」の素材は他で集める必要がある。）
- 「V・HERO ファリス」（ここから大量展開できる）
んまあ、「フュージョン・デステニー」で出すならあんまり関係ないんですけどね。「D-HERO ドレッドガイ」か「D－HERO ディアボリックガイ」と適当な「D-HERO」を使いましょう。「フュージョン・デステニー」で出すと次のエンドフェイズに破壊されますが、③の効果があるので、自己再生できます。
「D-HERO ドミネイトガイ」も使えますが、ちょっともったいない。
「D-HERO ダスクユートピアガイ」をうまく使えば、並べることができます。「D-HERO ダスクユートピアガイ」を素材に出すこともできますが、意味はない。
「聖騎士の追想 イゾルデ」を経由して、星６以上の「HERO」をサーチしつつ、「D-HERO ディスクガイ」「D-HERO ダークエンジェル」を出せば、融合素材をそろえることができます。
考察２（具体的な使い方）
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」や「D-HERO ドミネイトガイ」は強力な融合ですが、出すのがちょっと難しいです。
使いやすいのは、「フュージョン・デステニー」で、「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」から発動できますが、制限カードなので、基本的にデュエルで１回くらいしか使えないでしょう。
デュエルの最初にどちらを出すかといえば、「フュージョン・デステニー」で出すなら「D-HERO ドミネイトガイ」を優先した方が、その後の動きがやりやすいです。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」は２体のモンスターで融合できるため、うまく出せば、消費は抑えられます。
一番融合をしやすいのは「V・HERO ヴァイオン」から動く場合ですが、この場合は、それだけでは直接「D-HERO デストロイフェニックスガイ」につなげることはできません。
他に「D-HERO」を持っていれば、「D－HERO ディアボリックガイ」を落として素材をそろえることができます。
「聖騎士の追想 イゾルデ」を作るには、「V・HERO ヴァイオン」から「D－HERO ディアボリックガイ」や、「D-HERO ディナイアルガイ」（新規）を落とすとだすことができますが、「V・HERO ヴァイオン」の除外コストが墓地にないと「融合」を加えることはできません。その場合は、「E・HERO シャドー・ミスト」を墓地に送って、サーチにつなぐとよいですが、その場合は、「融合」を使わないと手札に加えたモンスターを利用できませんね。また、「V・HERO ヴァイオン」はギミックの中では回収が難しいので、他に手段を考える必要があります。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出すには、
- 「V・HERO ヴァイオン」から「融合」を加える（「戦線復帰」などで「V・HERO ヴァイオン」を再利用しつつ）
- 「フュージョン・デステニー」
などが挙げられましたが、他にも融合する手段を入れて、融合に寄せることも考えられます。
ただ、１度「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出してしまえば、維持しやすいのと、もしその後破壊されても「D-HERO ドミネイトガイ」で復活できます。ただ、その「D-HERO ドミネイトガイ」をどうだすかって話ですが。
一番いいのは、「D-HERO ドミネイトガイ」を出してトップ操作しつつ、「D-HERO ドミネイトガイ」を破壊してアドバンテージを稼ぐことなんですよね。その間に、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を挟めるとよいという感じでしょうか。
「D－フュージョン」を使って、「D-HERO ドミネイトガイ」が破壊以外の除去をされそうになったら、割り切って融合素材にしてもいいでしょう。
考察３（「V・HERO ファリス」を絡めた展開）
「V・HERO ファリス」を特殊召喚することから始める展開だと、簡単に召喚することができます。
手札：「V・HERO ファリス」と「HERO」１体
- 「HERO」１体を捨て「V・HERO ファリス」を特殊召喚し、その効果で「V・HERO インクリース」を魔法＆罠ゾーンに置く。
- 「V・HERO インクリース」の効果で、「V・HERO ファリス」をリリースし特殊召喚し、その効果で「V・HERO ヴァイオン」をリクルートし、「V・HERO ヴァイオン」の効果で「D－HERO ディアボリックガイ」を墓地へ送る。
- 「V・HERO ヴァイオン」の効果で、「V・HERO ファリス」を除外し、「融合」サーチ。
- 「V・HERO ヴァイオン」と「V・HERO インクリース」で、「X・HERO クロスガイ」をリンク召喚し、その効果で「D－HERO ディアボリックガイ」を蘇生。
- 「X・HERO クロスガイ」の効果で「D－HERO ディアボリックガイ」をリリースし、「D-HERO」をサーチ。
- 「D－HERO ディアボリックガイ」を除外し、アナザーワン！
- 「融合」で、「D－HERO ディアボリックガイ」と「D-HERO」を融合し、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を融合召喚。
つ、強い……。
ちなみに、召喚してないので、「E・HERO エアーマン」召喚からも始められます。つまり「E－エマージェンシーコール」から始められる。
今まで、あんまり「V・HERO ファリス」を使った展開を考えてなかったんですが、強いですね。
「V・HERO ファリス」を使った展開のデメリットは「HERO」の比率を増やす必要がある点ですね。それと「HERO」に寄せる必要があると思います。
あとは、「D－HERO ディアボリックガイ」が使いきりなので、そこも考える必要がありますね。新規の「D-HERO ディナイアルガイ」も利用できますが、こちらもデュエル１。まあ、「X・HERO クロスガイ」を複数回使うものでもないし、それだけ使えればいいのかな。「D-HERO デストロイフェニックスガイ」も１度出せれば十分ですしね。
地味に「D-HERO」のサーチ魔法とかってないんですよね。なんで、安定して「HERO」を持とうとしたら、必然的に「E・HERO エアーマン」を絡める必要があって、「E・HERO」の要素が入ってくるんですね。ただ、そうするとそいつらに召喚権を裂く必要があって、「D-HERO」を出しにくくなるんですよね。結局、「E・HERO エアーマン」とかを出して融合してモンスターを並べるほうが強いですし。ただ、「HERO」だと、「E・HERO サンライザー」を使った大量展開が強すぎて、「E・HERO」に「D-HERO」がくっつく感じになります。初期エドっぽい。
まあ、「D-HERO ダイヤモンドガイ」とか使おうとしなければ、そんなこと気にする必要ないんですけどね。
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