こんにちは。みらいです。
2か月くらいの間、
1日1枚感謝のカード考察をしていきます。
カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。
また、画面右下のボタンで、カードの確認ができます。
CONTENTS:
今回のカード
カード情報
「D-フォース」
永続魔法
①:このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキ・墓地から「D-HERO Bloo-D」1体を選んで手札に加える事ができる。②:自分フィールドに「D-HERO Bloo-D」が存在する限り、以下の効果を適用する。
●自分はドローフェイズにドローできない。
●自分フィールドのカードは相手の効果の対象にならない。
●自分フィールドの「D-HERO Bloo-D」は、攻撃力がお互いの墓地のモンスターの数×100アップし、相手の効果では破壊されず、1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
効果の概要
「D」の意思。
- 永続魔法です
- ①:発動時に「D-HERO Bloo-D」を手札に加える
- ②1:ドローできない
- ②2:カードが対象にならない
- ②3:「D-HERO Bloo-D」が墓地のモンスター×100アップし、効果で破壊されず、2回攻撃
細かく見ていきます。
効果の詳細
まずは、永続魔法です。
つまり、永続的にフィールドやプレイヤーに影響を与えますが、②にはデメリットがあるため、良いことばかりではありません。
その分メリットは強烈で「D-HERO Bloo-D」が強力な制圧性能を与えます。
また、「D-HERO」は、魔法・罠へのサポートが少なく、通常魔法であれば、「D-HERO ダイヤモンドガイ」でサポートが効くのですが、永続魔法であるためサポート対象外です。つまり、「D-HERO」自体とはそこまで相性が良くありません。ドロー補助はできるんだけどね。
①の発動時の効果処理で、デッキ・墓地から「D-HERO Bloo-D」を手札に加えます。
サーチだけでなく、回収もできるため、特殊召喚モンスターである「D-HERO Bloo-D」にはあっています。
ただし、「D-HERO Bloo-D」の特殊召喚のためのリリースは別に用意する必要があります。
「D-HERO Bloo-D」を軽く確認すると、
- 特殊召喚モンスター(3体リリースでのみ特殊召喚)
- 攻撃力1900
- ①:(永続)相手の表側のモンスター効果は無効
- ②:(ターン1起動)相手モンスターを装備(1体のみ)
- ③:②で装備したモンスターの半分の攻撃力アップ
です。
①が強烈で、相手のみに「スキルドレイン」を適用するようなものです。③もそれをサポートし、攻撃力を上げて、戦闘で倒されにくくしてくれます。
このカードの弱点は、素の攻撃力が低いことや魔法・罠による除去に弱いことです。
例えば、「サイクロン」で装備しているモンスターを破壊されれば、攻撃力1900なので、通常召喚できるモンスターでも倒せる圏内になる他、「強制脱出装置」による単純な除去も受けます。
「D-フォース」は、そんな「D-HERO Bloo-D」に耐性を与えてしまうカードですね。
②で「D-HERO Bloo-D」をサポートできます。
「D-HERO Bloo-D」がいなければ適用されないので、デメリットを受けずに手札に加えるだけにすることもできます。
「●自分はドローフェイズにドローできない。」
まず、通常のドローが封じられます。かなり重いデメリットです。
「D-HERO Bloo-D」で制圧はできるものの、このデメリットにより、次の攻め手を確保しづらくなるので、相手のライフを削るのは難しくなります。
例えば、モンスター1体程度であれば、最初に「D-HERO Bloo-D」で装備すれば、直接攻撃までいけますが、複数体のモンスターを処理するには、「D-HERO Bloo-D」が頑張る必要があります。2回攻撃があるので、セットエンドなどの単純な防御であれば、簡単に突破できますが…。
ただし、「D-HERO Bloo-D」が除去されればこのデメリットも消えるため、返されてもライフさえ残れば何とか…、っていう風にはなります。
また、ドローフェイズにドローできなくなる効果なため、効果によってもドローできません。
「●自分フィールドのカードは相手の効果の対象にならない。」
まず、自分の「D-HERO Bloo-D」が対象にならないため、その効果を維持できます。
次に、装備したモンスターも対象にならないため、攻撃力を維持できます。
最後に、「D-フォース」自体も対象にならないため、この状況を維持できます。
他にも、他の自分フィールドのカードも対象にならないため、他の永続系カードを守ることができます。「虚無空間」とか。
「●自分フィールドの「D-HERO Bloo-D」は、攻撃力がお互いの墓地のモンスターの数×100アップし、相手の効果で破壊されず、1度のバトルフェイズに2回攻撃できる。」
無茶苦茶ですね。
「D-HERO Bloo-D」を強化します。
攻撃力を上げ、効果破壊耐性を与え、2回攻撃を可能にします。
これによって、「D-HERO Bloo-D」だけで相手を制圧し、勝利できるようなデザインになっています。
今回の考察は、
-
無敵の「D-フォース」への対策
- ドロー不可のデメリットについて
です。
考察
考察1(無敵の「D-フォース」への対策)
「D-HERO Bloo-D」に強力な耐性を与え、制圧し勝利できるようなデザインになっていますが、突破する方法はもちろんあります。
“GX”だとデッキトップに「ダークエンジェル」をおいたりして対策してましたね。
まあ、単純に効果対象にならず、破壊されないだけなので、それ以外で除去ってやればいいですね。「禁じられた一滴」とか。「壊獣」とか。
あとは、対象を取らない魔法・罠除去も有効で、「ハーピィの羽根帚」とか「ライトニング・ストーム」も刺さります。
まあ、1900は超える必要がありますが。
あとは、地味に「異次元の女戦士」で刺せるんですよね。
これ嘘だわ。何か破壊された後、効果使うもんだと思ってた。
考察2(ドロー不可デメリットについて)
「D-フォース」には、ドロー不可のデメリットがかかります。
まあ、勝つとしたらドローできずとも勝てるとは思うんですが、何か対策しておきたいですよね。
単純に、ドローカードを増やすのは手です。「無謀な欲張り」とかね。ただ、通常のドローをそれらで賄うのは結構難しいと思います。
なんで、裏守備にしちゃいましょうか。
「ジャンクスリープ」というカードがあります。
エンドフェイズに、自分のモンスターを全て裏側守備表示にできるというカードです。
相手のエンドフェイズに、「D-HERO Bloo-D」を裏側にすることで、ドロー不可をとき、自分ターンに反転召喚して無効効果や耐性を得ます。相手モンスターを装備する効果も1度裏になれば、装備が外れるので、再び装備することができるようになります。
このコンボの弱点は、自分ドローフェイズからメインフェイズ1開始時まで、耐性が1度外れることです。「強制脱出装置」とかは受けちゃいます。
また、装備するモンスターがリフレッシュされるのも問題があり、「D-フォース」で十分な火力を維持できていない場合には、戦闘で突破されてしまうかもしれません。
ただ、相手のターンに「D-HERO Bloo-D」が表でいるだけで、相手の展開は妨害できるので、それを当てにしたコンボですね。
「ジャンクスリープ」と同様のことが、
- 「召喚獣ライディーン」
- 「ゴーストリックの人形」
でもできます。
いつか、「ジャンクD」や「召喚獣D」、「ゴーストリックD」なるデッキが出てくるかもしれませんね。
以上です。
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