こんにちは。みらいです。
２か月くらいの間、
１日１枚感謝のカード考察をしていきます。
カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。
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CONTENTS:
今回のカード
カード情報
「人形の家」
フィールド魔法
このカード名の①の効果は１ターンに１度しか使用できない。①：自分の墓地の攻撃力か守備力が０の通常モンスター１体を対象として発動できる。その同名モンスター１体をデッキから闇属性・レベル６モンスターとして特殊召喚する。自分フィールドに「プリンセス・コロン」が存在する場合、この効果の対象を２体にできる。②：相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。自分フィールドの「デメット爺さん」１体を選び、自分フィールドの「プリンセス・コロン」のX素材とする。その後、バトルフェイズを終了する。
効果の概要
強い家。
- フィールド魔法です。毎ターン効果を使用できます。
- ①：墓地の攻撃力か守備力が０の通常モンスターと同名モンスターを闇・星６でリクルートします。
- ①：「プリンセス・コロン」がいれば、対象を２体にできます。
- ②：相手の攻撃宣言時に、「デメット爺さん」を「プリンセス・コロン」のX素材にし、バトルフェイズ終了。
細かく見ていきます。
効果の詳細
まず、フィールド魔法です。
①の蘇生効果を毎ターン使えるため、うまく使えば毎ターン素材を確保できることになります。
いつも通り「惑星探査車」など、フィールド魔法サーチでサーチできます。特に、関係する「おもちゃ箱」と同様に、「神使」機械なので、「機巧」シリーズと相性がよいでしょう。
①で、墓地の攻撃力か守備力が０の通常モンスターを対象にし、その同名モンスターをデッキから、闇属性・レベル６にして特殊召喚します。
前提として、墓地に攻撃力か守備力が０の通常モンスターがいなくてはならないのと、その同名モンスターがデッキにいなければなりません。通常モンスターを複数デッキに入れなければならないため、事故の原因になる可能性があります。
また、その性質上、基本的に１種類の攻撃力か守備力が０の通常モンスターにつき、２回までしかリクルートを使えないため、回収の機構などがあるのが望ましいでしょう。
特殊召喚されるモンスターは、闇属性・レベル６になるので、ランク６のX素材になれる他、チューナーであれば、「おもちゃ箱」と違いS素材にできるので、高レベルのSモンスターの素材や、「アルティマヤ・ツィオルキン」の素材になることができます。
実は、「おもちゃ箱」との相性はそこまで良くなく、１度「おもちゃ箱」の効果で通常モンスターをデッキから特殊召喚できることは重要なものの、それ以降にデッキから特殊召喚する通常モンスターに関しては、競合します。この点を解決するのが腕の見せ所といったところでしょうか。
元々、闇・レベル６である「ラブラドライドラゴン」であれば、単なるリクルートとしてみなすことができます。「ラブラドライドラゴン」は「聖刻」や「カーボネドン」によりデッキから特殊召喚しやすいため、「おもちゃ箱」を使わずに、「人形の家」のみを入れることもできるでしょう。
「プリンセス・コロン」がいれば、①の対象を２体にできるため、２種類の通常モンスターを用意できれば、ランク６を作ることができます。「プリンセス・コロン」のX召喚時の効果で「おもちゃ箱」を蘇生し、「おもちゃ箱」をうまく破壊できれば、攻撃力か守備力が０の通常モンスター２体をリクルートできるため、リンク素材などにして墓地に送ることで、「人形の家」でその２体を対象にし、それぞれの同名モンスターをリクルートできます。
②の効果は、相手の攻撃宣言時に、「デメット爺さん」を「プリンセス・コロン」のX素材にした後、バトルフェイズを終了します。
「デメット爺さん」は、「プリンセス・コロン」のX素材を取り除き、墓地の攻撃力か守備力が０の通常モンスターを２体まで選び、闇・レベル８として蘇生します。
「プリンセス・コロン」がいることが前提の効果なので、両者は並びやすくバトル終了も大きな牽制になります。
毎ターン、デッキから通常モンスターを特殊召喚できれば、強力ですが、やはり一番の難点は、デッキにどれだけの通常モンスターを入れるかでしょう。
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