こんにちは。みらいです。
2か月くらいの間、
1日1枚感謝のカード考察をしていきます。
カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。
また、画面右下のボタンで、カードの確認ができます。
CONTENTS:
今回のカード
カード情報
装備魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、このカードを装備する。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。②:装備モンスターの攻撃力は700アップする。③:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。自分フィールドのSモンスター1体を選び、このカードを装備する。
効果の概要
蘇生装備魔法。
- ①:レベル2以下のモンスターを効果無効で蘇生
- ②:攻撃力700アップ
- ③:フィールドから墓地にいくと、Sモンスターに再装備
細かく見ていきます。
効果の詳細
装備魔法です。
①墓地のレベル2以下のモンスターを対象にします。そのモンスターを効果を無効にし、特殊召喚し、このカードを装備します。
このカードがフィールドから離れるとそのモンスターを破壊します。
元祖「早すぎた埋葬」から二十年の時を経て、調整された蘇生装備魔法です。
このカードの特徴として、②装備モンスターの攻撃力が700アップします。
さらに、③魔法&罠ゾーンから墓地に送られた場合、発動できます。自分の場のSモンスター1体を選び、このカードを装備します。
つまり、①で、モンスターを蘇生し、そのモンスターをS素材に使用してS召喚すれば、そのモンスターにこのカードを装備しなおし、攻撃力を700あげることができます。
効果無効や装備された場合に装備モンスターを破壊するのは、①に付随する効果なので、③の方法で装備された場合には関係ありません。(何気に2通りの装備法がある珍しいカード。)
装備魔法なので、そのサポートを受けることができます。「焔聖騎士-ローラン」や「パワー・ツール・ドラゴン」でサーチでき、「聖騎士の追想 イゾルデ」のコストに対応しており、「焔聖騎士-リナルド」で回収できます。
便利な蘇生カードではありますが、この手の装備魔法は多くあり、ライバルが多いのも特徴です。
今回は、その比較を中心に取り上げましょう。
考察
比較1
ある程度汎用的に使える装備魔法は、
- 「継承の印」(墓地に同名モンスターが3枚必要。破壊での装備解除で破壊。)
- 「戦線復活の代償」(自場の通常モンスターを墓地に送って発動。相手の墓地もOK。装備解除で破壊。)
- 「やりすぎた埋葬」(手札のモンスターコストが必要。捨てたモンスターより低いレベルのモンスターを対象。効果無効。)
- 「リビング・フォッシル」(レベル4以下、フィールドから離れると除外、装備解除で除外。攻守1000ダウン、効果無効。)
です。
もっとも使い勝手が似ているのは、「リビング・フォッシル」です。レベル4以下まで蘇生できますが、フィールドから離れると除外されるデメリットがあります。
X素材にすれば問題ないものの、S召喚など「フルール・ド・フルーレ」の方が輝く場面があります。
特に、蘇生したモンスターの墓地効果を利用したい場合には、「フルール・ド・フルーレ」の方が良いでしょう。
「やりすぎた埋葬」はコストが必要ですが、コストまで活かせるとおいしい。
まとめるとレベル2以下の蘇生であれば、「フルール・ド・フルーレ」が使いやすいと思います。
つまり、素材として使うモンスターを蘇生するカードとして優秀ということです。
比較2
次は限定的なものと比較しましょう。
名称
- 「ヴァレル・リロード」(装備解除で除外。破壊でドロー。)
- 「カラクリ蝦蟇油」(ターン1の永続パンプアップ効果)
- 「ガガガリベンジ」(装備解除で破壊。Xモンスターのバフ)
- 「銀河零式」(攻撃表示限定、攻撃不可、効果発動不可。バトルフェイズでの破壊の肩代わり。装備解除で攻撃力0)
- 「SPYRAL GEAR-ビッグ・レッド」(戦闘で破壊されない。)
- 「D・リペアユニット」(「D」(ディフォーマー)手札コスト、表示形式変更不可、装備解除で破壊。)
- 「トリックスター・マジカローラ」(装備解除で破壊。戦闘・効果でダメージを与えると手札から「トリックスター」を特殊召喚。)
- 「光の導き」(同名カードが自場にない、墓地に「ブルーアイズ」が3体以上存在する場合。効果無効、装備解除で除外。装備モンスターのみ攻撃可、墓地の「ブルーアイズ」の数だけ攻撃可。)
- 「捕食接ぎ木」(装備解除で破壊。)
ここまでくるとメリットのあるものが多いため、通常の蘇生カードとすら比較しても優位にたつカードが多いです。
また、名称の参照ができるものが多いため、その意味のシナジーもあります。
ほか
- 「契約の履行」(儀式モンスター)(800ライフコスト。破壊での装備解除で除外。)
- 「再融合」(融合モンスター)(800ライフコスト。破壊での装備解除で除外。)
- 「再臨の帝王」(2400/1000または2800/1000モンスター)(効果無効守備表示、装備解除で破壊。2体分のリリースになる。)
- ※「スーペルヴィス」(デュアル)(装備解除で通常モンスター蘇生)
- 「ネクロの魔導書」(魔法使い)(墓地の魔法使いを除外、手札の同名以外の「魔導書」をみせる、攻撃表示限定、除外した魔法使いのレベル分レベルアップ。)
- 「ライジング・オブ・ファイア」(炎属性)(「サラマングレイト」カード。自場にモンスターがいない場合。攻撃力500アップ、装備解除で破壊。相手の効果で破壊されると、モンスター1体を選んで除外。)
範囲が少し広くなると、メリットやデメリットが目立ちますが、それでも汎用的なものよりは使いやすいと思います。
ただ、デメリットの関係上、わざわざ装備魔法で蘇生する意味が少なくなりますね。
例えば、「再融合」は融合モンスターを蘇生できますが、発動のためには、融合モンスターを1度出してから墓地に送る工程が必要になります。出してすぐ墓地に送る融合モンスターであればよいですが、そういったモンスターは大抵フィールドにいる意味が薄く、蘇生する意味も薄いです。つまり、他の汎用的な蘇生カードで十分なのです。
以上です。
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