机上の空論

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「創造の代行者 ヴィーナス」【#カード考察日記】

こんにちは。みらいです。

 

 

2か月くらいの間、

1日1枚感謝のカード考察をしていきます。

 

 

カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。

また、画面右下のボタンで、カードの確認ができます。

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CONTENTS:

 

今回のカード

カード情報

創造の代行者 ヴィーナス

光属性・天使族・レベル3・1600/0

①:500LPを払って発動できる。手札・デッキから「神聖なる球体」1体を特殊召喚する。

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効果の概要

金星。

細かく見ていきます。

 

効果の詳細

レベル3の「代行者」です。

「代行者」は天使族のテーマです。

神秘の代行者 アース」でサーチできます。

 

創造の代行者 ヴィーナス」は、500LPを払い、手札・デッキから「神聖なる球体」を特殊召喚します。

1ターンに1度の制限はないため、一気に並べることができます。

 

創造の代行者 ヴィーナス」1体を召喚することから、モンスター4体が並びます。何気に手札1枚から他の経由なしに4体モンスターが出るのは珍しい気がする。当然デッキ枠を圧迫し、事故率も上がりますが。

神聖なる球体」は通常モンスターなので、効果モンスターを利用するリンクモンスターや名前の異なる条件を必要とするリンクモンスターの素材に使うことはできません。

逆に、同じ種族や属性を条件とするリンクモンスターの素材に使えるほか、「神聖なる球体」はレベルが2なので、ランク2のX素材にすることができます。

他に、チューナーを出すことができれば(「創造の代行者 ヴィーナス」に召喚権を使うはずなので、特殊召喚できることが望ましい)、S召喚に利用することもできるでしょう。

ということで、「創造の代行者 ヴィーナス」で出せるモンスターは、

  1. 条件のあるリンクモンスター(通常モンスターや天使族や光属性など)
  2. 特定のリンク4
  3. 他のリンクモンスターを経由して出すリンクモンスター
  4. ランク2モンスター(レベル2×3)
  5. ランク2&リンク2など

です(とりあえず、S召喚は今回は考えません。)。

 

考察

考察1(条件のあるリンクモンスター)

まずは、通常モンスターであることを参照するリンクモンスターです。

迷宮の番人」は地味つよ。

天威の龍拳聖」は普通に強いです。出すには、他のリンクモンスターを経由する必要があります。効果を使うには「創造の代行者 ヴィーナス」を素材にするリンクモンスターを素材にし出すことで、3体まで相手の効果モンスターを破壊できます。

リンク・スパイダー」を使うと、引いてしまった「神聖なる球体」の分のLPを節約できます。

他はあんまり。「星杯」に「星杯竜イムドゥーク」は使えそうだけど他の通常モンスターで用意した方がいいかも。

 

次は、天使族を参照するモンスターです。

リンク2のモンスターは「宣告者の神巫」を利用した方がいいでしょう。「トリアス・ヒエラルキア」「ワルキューレ・セクスト」。(「ワルキューレ」の素引きは気になりますが)あとは、「トリックスター・ヒヨス」とか。

これらを組み合わせてリンク3も出せますね。

ただ、「天空神騎士ロードパーシアス」は、「天空神騎士ロードパーシアス」を出したうえで天使族が場に残るのが重要で、「神聖なる球体」を残しておき、リンク1の素材にすることで、①で手札に加えたモンスターを(レベル2以上なら)そのまま特殊召喚できます。「死の代行者 ウラヌス」を加え特殊召喚すれば、「水晶機巧-ハリファイバー」などにつながります。他には下記に挙げる「コードブレイカー・ウイルスソードマン」を出し、展開することもできます。「天空の聖域」があれば、もっといろんなことができるでしょう。

 

次は、光属性です。

特に、優先されるものではないでしょう。

 

最後に同じレベルです。

これも特に優先されないでしょう。

 

考察2(特定のリンク4)

創造の代行者 ヴィーナス」だけから揃えられる「創造の代行者 ヴィーナス」と「神聖なる球体」×3から出せるリンク4のモンスターは、

のみ。別に他の手段でいい。

 

考察3(他を経由して出すリンクモンスター)

基本的に、「スケープ・ゴート」と出せるモンスターは大体同じです。

出るモンスターは通常モンスターですが、リンクモンスターを経由して効果モンスターに変えることができます。

同様に、光・天使以外の種族や属性として素材にすることができます。

汎用的なリンクモンスターはもちろん、上述のような「天威の龍拳聖」など特別なシナジーを持つものもいます。経由素材としては、特に「I:Pマスカレーナ」が扱いやすく破壊耐性を付けることができます。

それ以外では、「ダブルバイト・ドラゴン」がいます。

 

 

考察4(ランク2モンスター)

レベル2を3体フィールドに出すのは何気に大変なので、1枚でそろえられるのは便利です。

 

考察5(ランク2&リンク2など)

ここまでは、他のカードでもできそうですが、ここからは「創造の代行者 ヴィーナス」ならではの一気にモンスターが並ぶことから考えます。

一部「スケープ・ゴート」でも同様のことができます。

 

まずは、リンク2を2体並べることに注目しましょう。

  1. アーティファクト-ダグザ」と「I:Pマスカレーナ」など
  2. ユニオン・キャリアー」と「I:Pマスカレーナ

1.これで、デッキから「アーティファクト」をセットしつつリンク4を出せます。効果破壊耐性付きの「双穹の騎士アストラム」を出せるほか、「破械雙王神ライゴウ」を出し、破壊に反応さられれば「アーティファクト」を起動することもできます。

他にも起動効果などを使えるリンクモンスターであれば、同様に「アーティファクト」をデッキからセットできます。

ただし、「アーティファクト-ダグザ」にカード名を異なるモンスターが必要なため、同名の通常モンスターだけでも出せるモンスターを利用するか、あるいは、「アーティファクト-ダグザ」の召喚に、リンク1で変換した名前の異なるリンクモンスターを使う必要があります。

2.「ユニオン・キャリアー」はリンク召喚したターンにはリンク素材にできないので、他にリンク2を出して装備効果を使っても、装備したモンスターの墓地効果を利用することは難しいですが、相手のターンにリンク召喚する「I:Pマスカレーナ」であれば、うまくリンクモンスターにつなげることができ、同様に「双穹の騎士アストラム」も出せます。この場合、利用できるのは、光属性か闇属性か機械族かサイバース族か天使族の効果です。「クリッター」などで次の準備をするか、次のターンでは特殊召喚できない制約もないため墓地から復活する「妖精伝姫-シラユキ」などでもいいでしょう。

 

次に、リンク2とリンク1を並べることに注目しましょう。

  1. リンク2と「コードブレイカー・ウイルスソードマン
  2. サイバース・ウィキッド」とリンク1
  3. サイバース・ウィッチ」とリンク1
  4. ユニオン・キャリアー」とリンク1

1.「神聖なる球体」で「リンク・スパイダー」を出し、効果モンスターを用意することで、「コードブレイカー・ウイルスソードマン」を出すことができます。このとき、先にリンク2のモンスター(右下・下か下・左下のマーカー)をEXモンスターゾーンに出しておくことで、相互リンクを作ることができるので、その効果を利用できます。これで戦士族を2体並べることができるため、「聖騎士の追想 イゾルデ」を作ることができます。

ここで必要なリンク2のモンスターはサイバース族のリンクモンスターがいくつかおり、以下の2~3のものともコンボします。

セキュリティ・ドラゴン」も近い条件で発動できますね。

2.「サイバース・ウィキッド」はリンク先にモンスターが特殊召喚されるとサイバースチューナーをサーチします。リンク1のモンスターを利用したりすれば、リンク先への特殊召喚は容易です。サーチしたチューナーは、そのまま利用するのは難しいですが、「星導竜アーミライル」で手札から特殊召喚すれば、すぐにS召喚できます。出せるのは同じレベルなので、「創造の代行者 ヴィーナス」を残して「ブルル@イグニスター」を特殊召喚しましょう。ただ、レベル6のサイバース・シンクロはいなそうなので、「水晶機巧-ハリファイバー」などにつなげましょう。

サイバース・ウィキッド」のリンク先に「コードブレイカー・ウイルスソードマン」を出した場合、サイバースチューナーをサーチするとともに、レベル4の「コードブレイカー・ゼロデイ」が出てきます。そのまま「コードブレイカー」でリンクをつなげてもよいですし(ただし、その場合「コードブレイカー」は1体しか蘇生されない)、同様に「星導竜アーミライル」につなげてレベル8のS召喚を狙ってもよいでしょう。その場合、「斬機」チューナーを利用することになるでしょう。*1ランク4も行けますね。

3.「サイバース・ウィッチ」も同様にリンク先にリンク1を出すことなどによって、サイバース儀式と「サイバネット・リチューアル」を加えることができます(ただし墓地に魔法が必要)。この場合、「創造の代行者 ヴィーナス」の3回目を待機させておき、「サイバース・ウィッチ」を出してから効果を使うことで、レベルをかさましできます。ただ、蘇生効果は他のサイバースがいないと使うのが難しそうです。「嵐竜の聖騎士」であれば、効果を使ってすぐに蘇生することが可能です(ただし、②はターン1)。「パラレルエクシード」を出すと、ちょうどレベル4が2体並びますね。「パラレルエクシード」1体はレベル8ですが。

サイバース・ウィッチ」「コードブレイカー・ウイルスソードマン」を並べる場合を考えましょう。この場合だと、「創造の代行者 ヴィーナス」とそれで出した「神聖なる球体」は全て使っており、代わりにレベル4の「コードブレイカー・ゼロデイ」が出てきます。また、リンク先の関係上、「コードブレイカー・ウイルスバーサーカー」を出せばその効果で、リンク素材に使った「コードブレイカー・ウイルスソードマン」「コードブレイカー・ゼロデイ」をそのまま蘇生できるため、かなりの展開ができます。「コードブレイカー」で「聖騎士の追想 イゾルデ」を出し、高レベルの戦士族を加えれば、サーチした儀式のリリースにも使えるでしょう。

4.「ユニオン・キャリアー」と他のリンク1モンスターによって、リンク1モンスターに同じ種族か属性のモンスターを装備して、そのままリンク素材にすることで、装備したモンスターの墓地効果などを利用できます。この場合は、「I:Pマスカレーナ」のところで挙げた「創造の代行者 ヴィーナス」か「神聖なる球体」に装備する場合を除き、「星杯竜イムドゥーク」「リンク・スパイダー」になれるので、風属性か地属性かドラゴン族の効果を利用できます。そのあとは、適当にリンク2につなぎますが、「I:Pマスカレーナ」は使えません。

 

次に、ランク2とリンク2を並べることを考えましょう。ここは完全に「創造の代行者 ヴィーナス」にしかできませんね。

  1. 森のメルフィーズ」と「アーティファクト-ダグザ
  2. 聖光の宣告者」と「ユニオン・キャリアー
  3. No.29 マネキンキャット」と「リプロドクス
  4. ダイガスタ・フェニクス」と「ユニオン・キャリアー
  5. グラビティ・コントローラー」と「ユニオン・キャリアー

1.「森のメルフィーズ」の起動効果と、「メルフィー」の誘発効果で「アーティファクト-ダグザ」をうまく使うことができます。また、「メルフィー・パピィ」でリクルートできる「森の聖獣 カラントーサ」で自分のカードを破壊できるため、「アーティファクト」を起動できます。

2.「ユニオン・キャリアー」で、「神聖なる球体」に光属性か天使族を装備し、「聖光の宣告者」のX素材にして、「聖光の宣告者」で回収することで、任意の光属性か天使族の疑似サーチが可能です。そのターン中に特殊召喚はできませんが、効果は利用できます。

3.すでに相手モンスターがいる状態のみですが、「リプロドクス」で属性を変更できれば、「No.29 マネキンキャット」で対象をとり、特殊召喚できる任意のモンスターをリクルートできます。他に特殊召喚する手段があるなら、①の効果で、「リプロドクス」のリンク先の相手フィールドにモンスターを特殊召喚することで条件を達成できます。ただし、最初に使いたい「創造の代行者 ヴィーナス」から相手のモンスターを参照する動きになるため、実際は使いづらいかも。

4.「ダイガスタ・フェニクス」に「ユニオン・キャリアー」で装備することで、攻撃力2500の2回攻撃になります。「戦乙女の戦車」を装備して攻撃力を上げながら攻撃できます。(1回目3000、2回目3500)

5.「ユニオン・キャリアー」でランク2にモンスターを装備し、「グラビティ・コントローラー」でリンク素材にすることで、すぐに墓地に送ることができます。神と炎属性以外はこれで墓地に送ることができます。

注意ですが、「ユニオン・キャリアー」と「リプロドクス」に関して、「ユニオン・キャリアー」は元々の属性を参照するので、相性がよいわけではありません。

 

最後に、「プロキシー・F・マジシャン」を利用することで、「始祖竜ワイアーム」を出せます。

 

 

以上です。

 

 

 

 

この記事を観てくださった皆様がより良い決闘生活デュエルライフを遅れますよ〜に!

 

*1:ファイナルシグマもいけそう。