こんにちは。みらいです。
2か月くらいの間、
1日1枚感謝のカード考察をしていきます。
カード名はすべて公式データベースへのリンクになっています。あと、遊戯王.jpの情報も参考に。
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CONTENTS:
今回のカード
カード情報
「ペンギン勇者」
水属性・水族・シンクロ・レベル6・2400/1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ペンギン」モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの裏側守備表示モンスターは相手の効果の対象にならない。③:相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。自分フィールドの裏側守備表示の水属性モンスター1体を選んで表側守備表示にする。
効果の概要
どこぞの日本一?
- レベル6シンクロ、特に指定なし
- ①:S召喚時に、「ペンギン」を裏守備でリクルート
- ②:裏側守備が相手の効果の対象にならない
- ③:相手のモンスター効果を発動した時に、自分の裏側守備の水属性を表守備にする
細かく見ていきます。
効果の詳細
「ペンギン」モンスターです。
レベル6・Sモンスターですが、「ペンギン」で呼び出す場合には、3+3で出すことになるでしょう。新しい「ペンギン勇士」によって、調整がしやすくなりますね。
効果の関係上、「ペンギン」をデッキに入れたほうがいいですね。
もし、入れない場合は、②と③の効果だけです。「水霊使いエリア」で使うには使えるかな?それでも少しは「ペンギン」を入れたほうがいいと思いますが。
①で、特殊召喚する「ペンギン」は裏側守備表示で特殊召喚されるため、リバース時の効果を持っているのが良いでしょう。考察2で細かく見ます。
②は、裏側守備表示の自分モンスターが相手の効果の対象にならなくなる永続効果です。
単純に、①で特殊召喚したモンスターを相手の効果から守ることができますが、自身は対象になってしまうので、③を使うには何か他のカードで守る必要がありますね。
自身が除去された場合でも、裏側守備のモンスターは残るので、その分の除去はできるでしょう。
③は、相手のモンスター効果に反応して、自分の裏側守備表示の水属性を表側守備表示にします。
①で特殊召喚した裏側の「ペンギン」をリバースできます。
ターン1なので、他に裏側の水属性がいてもリバースするには、他の効果が必要です。
考察
考察1(「ペンギン勇者」をS召喚する)
いい感じで特殊召喚できるのは、
- 「大皇帝ペンギン」
- 「極氷獣ポーラ・ペンギン」「否定ペンギン」
- 「ペンギン勇士」
ですかね。
パターンとしては、
- 「大皇帝ペンギン」で、「極氷獣ポーラ・ペンギン」「否定ペンギン」を出す
- 「極氷獣ポーラ・ペンギン」を特殊召喚し、効果にチェーンして「否定ペンギン」を蘇生する
- 「ペンギン」(レベル1~3)をセットし「ペンギン勇士」を手札から特殊召喚
「否定ペンギン」を絡めることができれば、「ペンギン」効果でのバウンスが除外に変わります。相手のカードの除外になりますが、自分のカードも除外されます。強制で特殊召喚されてしまうので、セルフバウンスで使う場合には入れることはできません。ただし、1ターンに1度なので、常に蘇生するわけではないことに注意しましょう。
「極氷獣ポーラ・ペンギン」を特殊召喚する手段は色々ありますが、単純に「リビングデッドの呼び声」で特殊召喚すれば、妨害にもなります。
他には、「海晶乙女コーラルアネモネ」や「ブラック・ガーデン」や「天帝従騎イデア」で特殊召喚できます。(色々制約がかかったりしますが……。)
考察2(①で特殊召喚)
- 「子型ペンギン」
- 「ペンギン・ソルジャー」
- 「ペンギン・ナイトメア」
- 「ペンギン忍者」
「子型ペンギン」はリバースした上で、墓地に送られないといけないので、妨害とかはできませんが、③の効果で1度リバースしてしまえば、墓地に送られるだけで条件を達成できます。保険的な使い方ですが、同名以外の「ペンギン」蘇生ができます。②の効果で守られるので、リバースはほぼ確実にでき、普通に墓地に送られるでしょう。
ただ、そこまでして蘇生する意味があるかというと……。
「ペンギン・ソルジャー」は、リバースすると、フィールドのモンスター2体を対象にとって、手札に戻します。
単純に、除去としての性能が高いです。EXデッキから特殊召喚されたモンスターを対象にすれば、完全に除去になります。
2体を対象にできるので、除去したい相手モンスターと自身を対象にすれば、繰り返し効果を使うことができます。
難しい話ですが、戦闘によって破壊が確定したモンスター(破壊されフィールドにいないわけではなく、フィールドに存在している扱い)は、手札に戻すことができないので、戦闘によってリバースしたこのカードが破壊される場合、自身を対象にすることはできません。一方で、反転召喚した場合や、効果でリバースさせた場合には、自身を対象にできるので、再びセットし効果などでリバースできれば、サイクル・リバースのようにできます。
普通に相手モンスター2体をバウンスできる効果としても使えます。
「ペンギン勇者」の①で特殊召喚し③でリバースする場合は、強力な除去ができます。
テキストからは読み取れませんが、タイミングは逃さない任意効果です。(元々の“リバース”を知ってれば、なんとなくわかりますが……。)
「ペンギン・ナイトメア」は、リバースした時に、相手フィールドのカードを手札に戻します。強制効果です。
モンスターだけでなく、魔法・罠も対象にとれるため、「ペンギン・ソルジャー」よりは範囲が広いです。ただし、1枚しか対象に取れないので、除去力は劣ります。
相手のカードしか対象に取れず、自分のカードは対象にできないので、セルフバウンス気味に使うことはできません。
なんか、水属性の攻撃力が200上がるらしいです。地味に守備力が高い。
「ペンギン忍者」は、今度でる新規ですね。
リバース時に、相手の魔法・罠を2枚まで対象にし、手札に戻します。タイミングを逃さない任意効果です。
相手の魔法・罠しか対象に取れないので、微妙に使いづらいですね。「盆回し」とか使うと面白いかも?
起動効果で、自分の「ペンギン」モンスターを対象にし、裏側守備にできます。
自身を対象にできるので、サイクル・リバースできます。他の自分「ペンギン」も裏側にできるので、すでに出た「ペンギン・ソルジャー」などがいれば、再びリバースを狙えます。
比較1(S先の水属性について)
「大皇帝ペンギン」や「ペンギン勇士」を利用して素材をそろえることのできるSモンスターを考えましょう。適当にピックアップしています。
- 「瑚之龍」(レベル6)
- 「氷結界の虎王 ドゥローレン」(レベル6)
- 「氷結界の龍 ブリューナク」(レベル6)
- 「深海姫プリマドーナ」(レベル7)
- 「魔救の奇跡-ドラガイト」(レベル8)
- 「グレイドル・ドラゴン」(レベル8)
- 「白闘気白鯨」(レベル8)
- 「飢鰐竜アーケティス」(レベル9)
特筆すべきものを書いていきます。
「氷結界の虎王 ドゥローレン」は、自分のカードを手札に戻します。「否定ペンギン」は「ペンギン」効果だけです。
自分のカードを戻す効果なので、セルフバウンスそのものですが、例えば、上記の「リビングデッドの呼び声」を戻すことができます。これによって、「極氷獣ポーラ・ペンギン」「否定ペンギン」の流れから、タダで相手のモンスターを除外しつつ、「氷結界の虎王 ドゥローレン」を出せることになります。
他にも、前のターンに発動した永続魔法「ロイヤル・ペンギンズ・ガーテン」を戻し、再び発動したり、「チキンレース」を使いまわしてドロー加速などできます。
「深海姫プリマドーナ」は、相手の除外を戻して、水属性をサーチ・リクルートできます。
普通に使うと、除外の確保が面倒ですが、「否定ペンギン」によって除外しやすくなっています。この場合、実質的なバウンスに戻るだけなので、アド損も気になりにくいです。
これにより、さらなるS召喚が狙えます。
例えば、「クリスタル・ガール」を出し、次の「大皇帝ペンギン」や「ペンギン勇士」を用意しつつ、レベル8のS召喚につなぐなど。
今回は以上です。
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